2013年3月30日
北アルプス



天空の散歩道・・・


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八方尾根のゴンドラは、規則正しい動きでガスに飲み込まれるように進んでいく。先週に続いてまたまた困った天候で、あれれ〜



アルペンクワッドに乗り継いだ後、最後のグラートクワッドの乗り場を探すが、ガスで何も見えない。うろうろして見つけた最後のリフトに乗ると、まさに雲の中の遊覧といった感じ。

ところが、しだいに空が明るくなってきて、ガスの彼方に浮き上がるように一瞬見えた稜線は、限りない美しさ。そんなことを2〜3回繰り返しただろうか、リフトを包むもやもやがどんどん薄まっていく。おぉ〜、晴れてきた。いや違う、なんと素晴らしいことに雲を突き抜けたようだ。

リフトの終点である八方池山荘の辺りが、ちょうど雲と空との境目。雲の中から飛び出して行くと、そこから突き上げる白馬三山や鹿島槍、五竜が、いきなりの絶景。まるで雲の上を歩いているような空中散歩が最高の贅沢。











辿って行くたおやかな稜線に対し、唐松、不帰ノ嶮、キレットから天狗の大下りと続く稜線は、峻険で存在感抜群。頭上には最高の青空と言いたいところだが、微妙にガスが混じっているのか、やや白っぽい。





















丸山ケルンからふり返ると、広がる雲がとにかく最高。飛び出した山々は、雨飾、火打、妙高辺りだろうか。



その後も素晴らしい大絶景と空中散歩を楽しみ、後立山連峰稜線へと乗り上げていく。





























稜線に立つと流石に風が吹き抜け、ほんの少し厳しいアルプスを感じさせるが、それよりなにより黒部川の向こうに聳える真っ白い峰々に度肝を抜かれる。雄山、大汝山、真砂岳、別山、剱御前、剱〜



唐松山頂へは、雪庇の張り出したスカイロード。雪の状態にもよるだろうが、最後まで難所が無いのが、何より。









山頂からの眺めが最高とは思えないことも多いが、ここは文句なしの素晴らしさ。人間のなんとちっぽけなことだろうか、この壮大な自然を前に畏敬の念を覚えずにはいられない。

















午後になっても眼下の雲が消え去ることは無く、下山も最高の浮遊感でハイテンション。









見えてきたリフトが雲の中へと吸い込まれていき、それがまた天空を感じさせる何とも不思議な眺めだった。



天候さえ良ければ、さしたる苦も無く雪に覆われた大絶景を見ることができる山も少ないだろう。標高を上げすぎず、周りの山よりも少し低いのも素晴らしい眺めの一因かもしれない。今度は、朝夕の絶景を是非とも拝みたいものだ。



撮影機材

Panasonic Lumix DMC-G5
LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH/POWER O.I.S.

Canon PowerShot S95