2013年8月16-17日
木曽川 柿其川



リベンジの川・・・


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再び柿其川に来るのは、必然の流れ。私とはんぺんさんとゆかちゃんはもちろん、もとなかさん、そして嫁さんも来てくれた。

心配した天気は、全く問題なさそう。今回は、泊装備を背負って、ゆっくりと楽しもうという計画。



敗退ポイント付近からの入渓も考えたが、様々なレポを見ると、おそらく下流部が最も美しいところ。そこをまだ見ていないもとなかさんや嫁さんに見て欲しかったのはもちろん、もう一度辿ってみようということでスタート。



牛ヶ滝へ着くと、相変わらず豊かな水が落ちていくが、左上部からの流れは無く水量的には落ち着いているよう。





左岸から巻いて再び沢床へ。まだ日が届かないところもあるが、気温が高くて暑い。



水量が減っても白泡立つ水の勢いは健在。そこへ立ち込み泳ぎ越えていくのは、夏ならではの快感。磨き抜かれた岩、砂や泥の堆積がなく底までスコーンと見えるのが、何よりこの川の美しさ。













そして、事の始まりポイント。光と影が対比する水面が、その美しさをいっそう際立たせている。





はんぺんさんが、ちょっと泳いで行ったが戻って来たので、今日もそれなりに水流が強そう。そんな訳で、気合いを入れて泳ぐと一発でクリア。



ロープを張って落口を越えれば、直ぐに次ぎの淵。ここは見た目とは違い緩やかな流れで泳ぎやすい。







前回は、大変に難儀した大岩だが、全く様子が違い、回り込むルートからあっけなく突破。







大岩を越えるのに確保点として打った二枚のハーケンの直ぐ上には、全く気づかなかったが、立派なボルトが打ってあった。



さあ、ねじだる群の入り口。大岩と壁が通せんぼしているが、流れゆく水の透明感は、さらに増したよう。



苦労に苦労を重ねたが突破できず、嫌らしい巻きでなんとか越えたことが思い出される。



水量が減っても、ちょっとテクニカル。左岸の低いところから乗り込んで、岩を飛んでルート工作。







ついに来たという感じで敗退ポイントの滝。乗りたかったツルツルのスプーン状の岩が見える。





水流に足を取られると下まで真っ逆さまなので、ハーケンを打って支点を取りたかったが、リスに見えたところも全く歯が立たず打ち込むことが出来ない。諦めてフリーで越えてロープを張った。









ここを突破すると沢が90度曲がって、ねじだる核心の滝とご対面。



上から見下ろすと流れが曲がっているのが良く見える。



荒々しくも美しい岩の奥を落ちる姿は、格好いいの一言。左の流身は、跳ね返りながら美しい放物線を描き、右の流身と交差する。



壺なのか淵なのか、途切れなく流れるこのような地形こそ滝本来の姿だと思えてくる。



右岸を簡単に登れば、ねじだる最後の滝。





滑らかな流れは、ねじだる群の中で一番の美しさ。



前回、左岸上から眺めた核心の滝を右岸から見下ろせば、これまた格好いい。







左から巻いて、ねじだる群が終われば、穏やかな平流。







アクロバチックな遡行の後では、淡々とした沢歩きに直ぐに飽きてくる。途中で休憩すると、その上がたまたま良さそうな泊地で、早すぎる感じはあったが、誰も反対すること無く、ここで落ち着こうということに。



決められた泊地とは違い、好きなように散らかし放題。これも沢泊ならでは。



沢泊といえば、焚き火。明るい内から火を起こして岩の上で夢見心地。



沢音に包まれながら、たわいも無い話にゆっくりとゆっくりと時間が流れていく。



焚き火から火柱が上がり、その暖かさに癒される。
が、何故か風が全くなく熱くてあまり近づけない。そればかりか、暗くなってもアブが襲来してきてまいった。



翌日は、行けるところまで行けばいいとお気軽にスタート。



歩いて泳いで、ちょいと登れば霧ヶ滝。









大きな壺が弧を描くように下流へと流れていき、とても美しい。



光が差してきて明暗差が強くなり撮影しにくくなってくる。しかし、こんな場合でもデジタルなら穏やかな光線状態に再現することができる。ただし、写真というより絵のようになってしまうのが、難しいところ。





滝近くから巻き上がろうとしたが、後一歩が難しい。少し戻ってから巻くと簡単に展望台に出た。実は、こんなに明暗差が強い。



直ぐに沢に降りる気がしなく、林道を歩いて行くと対岸から虹ヶ滝が落ちてくる。



箱淵と呼ばれる綺麗な淵が下に見え、ここを泳がねばと降りて行く。



降りた所は、箱淵の上。箱淵の下へと一旦流されていく。





そして、また泳いで上流へと。



何をやってるのかという感じだが、こんな遊びが面白くて仕方が無い。











少し歩けば、またまたゴルジュ状になって泳ぎポイント。ここは、下流部に次いで是非とも来たかったところ。



見上げると交差する橋、どうなってるんだろうか。







日が届かず暗いが、素晴らし渓相。







明るいところへと脱出して一息。冷え切った体に太陽の力がありがたい。



この先にも雷滝や銚子滝があるらしいが、十分に遊んだし滝コレクターではないので、この辺でいいかと林道へと登り出た。



林道を歩いて行くと、とても渡れそうに無い朽ちた橋や使えそうな現役の橋が現れる。下から見上げた橋を上からみるのも面白い。交差する橋もなるほどと納得。



汗を流して焼肉レストランに飛び込むと、夜空に上がる花火が、今回の遡行の成功を祝ってくれているようだった。

本流遡行というのは、水量によってこれほどまで違うのか。しかし、スムーズに遡行できたのは、水量はもちろん、前回の苦労があったからかもしれない。夏の遊び場として最高の柿其川。でもやはり、なめたらあかん。そんな気持ちを持ってまた遊びに来たい・・・

はんぺんさん、もとなかさん、ゆかさん、どうもありがとうございました。



撮影機材

Panasonic Lumix DMC-GH3
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

Panasonic Lumix DMC-FT3
Panasonic Lumix DMC-FT4