2014年1月12-13日
八ヶ岳 



白き森を探して・・・


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ロープウェイの駐車場から見上げる空は、ドの着くピーカン。ロープウェイを降りても、ドの着くピーカン。

抜けるような冬空の下、冷たい空気を感じながら散策開始。





縞枯山荘の風力発電だろうか。電子シャッターを切ると羽が曲がって面白い。曲がって困ることも多いだろうが、電子シャッターの威力は、とても凄い。



前回、雨池峠から見上げた雨池山の輝きは、今日も健在。



それではと、白い山頂目指して登っていく。



近付いてみると、立ち枯れを覆う白は、期待した程の厚みが無いが、光を受けた白と、空の碧とのコントラストが、眩いばかり。





はんぺんさんの「冬のテン泊がしたい。霧氷が見たい。」というリクエストに思いついた山は、やはり八ヶ岳。安直な選択だったが、こんな好天に勝るご褒美はない。はんぺんさんは、寝そべってまで写真を撮り、頑張っている。













お次は、縞枯山。縞枯ロードの白も厚みと鋭さに欠けるが、見事な景観なのは変わりない。







風が吹けば、雪や霧氷が一斉に解き放たれ、猛スピードで飛んでいく。ところが、写し止められたツブツブは、まるで星空のよう。







白い森を抜けて南東へと降っていく。



青空が陰る様子はなく、相変わらず白と碧が美しい。







鞍部から茶臼山へと登り返し、展望台へと出てみると、立っていることができないほどの風が吹き抜けていく。しかし、昨シーズンのような、どえらい尻尾を見ることはできなかった。





中木場まで降りてきて、さあどうしようか。夕暮れのドラマを拝みたいところだが、天気が怪しくなってきていて、なんとも微妙。



結局のところ、大石峠、麦草峠を越えて白駒池までやってきた。



テン泊の受付に行くと、池の氷に穴が開けられていて、「水を汲んでください」とのこと。荷物を置いて穴まで行ってみるが、持ってきたフニャフニャのウォーターキャリーだけでは、手を濡らさずに汲むことは、とても不可能。時間もたっぷりあるし、雪から水を作ろうと、諦めてテントを設営することに。

雪がサラサラすぎて、結構苦労したが、うまく張って中へと落ち着く。楽しい宴は、いつまでも続き、日付が変わる頃、ようやく寝る体勢に。夜中に横着してダウンを着ずに外へ出ると、とても寒く、氷点下20度近くまで冷えていた。それでも横で寝ているはんぺんさんは、爆睡中。

朝は、ゆっくりすぎるほどゆっくりと目が覚める。はんぺんさんに「寒くなかったですか」と聞くと、「全く寒くなく快眠でした」と元気な答え。直前の10日、ちょうど東京で仕事だった為、はんぺんさんと冬装備をいろいろと調達して回ったが、うまく機能してくれたようだ。

10時をはるかに過ぎて、ようやく行動開始。先ずは、氷の上に雪が乗った白駒池の上をウロウロ。



天気は冴えないが、白く静かで美しく、顔を刺す冷たい空気が心地良い。





麦草峠辺りまで戻ってくると、昨日よりも木々の白さが増したよう。





閉ざされた国道も冬ならではの眺め。



大石峠〜オトギリ平〜出逢ノ辻〜五辻と辿って行くと、だんだんと天気が回復してくる。



縞枯山に陽が差し込むと、そこだけが白く輝き別世界のよう。



手前に日が差すと、今度は山が陰の中。



雲が足早に流れていくので、寒いのを我慢して全体に陽が当たるのを待つが、それが叶えられることはなかった。





ロープウェイ山頂駅が近付くと、広く穏やかな斜面に出た。立ち枯れの木が目立つが、ここに厚い尻尾が着くと、とても見応えがあるかもしれない。



気温がうんと低くとも、空気が乾燥している八つでは、大峰のように全てが真っ白になるための条件が揃うのは、なかなか難しいような気がする。それでも、そんな条件や場所が、少しずつだが分かってきたかもしれない。

はんぺんさん、どうもありがとうございました。



撮影機材

Panasonic Lumix DMC-GX7
LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.