2016年5月4日
大峰 北山川 四ノ川 下谷支流


12_5040873


雨上がりの大瀑…



GW6日目、今回の滝旅の最終日。昨晩から降り出した強い雨は、寝てる間に何処かにいってしまったよう。道の駅おくとろで目を覚ますと、こんなにうまくいってもいいのかといった感じの絶好の天気。

ところが、天気と正反対の体と頭が重く、色々とあった案は、ことごとく過ぎ去って行く。だいたい車で遠くまで移動するのもおっくうで、はんぺんさんと相談し、近くで簡単な所と話がまとまる。まあ何処へ行っても水量豊かな良い滝見が保証されているだろう。

最後まで残ったのは、はんぺんさんと私の2名だけだったが、何やらピンクカーの周りをピンクのいでたちの人が動き回っていて、さてはと近付いてみると、やはり滝のお姉さんプラリネさんでした。プラリネさんは、R169近くの滝を見ながら北上するらしく、それぞれの目的地へと出発。


01rimg0635


少し車を走らせて到着したのは、四ノ川と下谷の出合。下谷沿いの林道を歩いて沢へと降りる。


02rimg0643


小滝を越えて行くと側壁が立ちだし、谷が左へ曲がると遙か高みから素晴らしい大滝が落ちてくる。


03rimg0648



04rimg0652


支流の滝だが、昨夜の雨で狙い通りの迫力ある姿。


05rimg0658


下谷本流の滝も飛沫を撒き散らす。もう少しすれば、お日様が高くなって下まで光りが廻ってくるだろうと、二つの滝の間の陽の当たるところに腰を下ろし、ヒルを撃退しながら時間待ち。


06rimg0661



07rimg0674


本流の滝の陽当たりが良くなってきたのでウロウロを開始。左岸側は凄い飛沫で撮影不能。


08_5040755



09_5040795


そろそろ行こうと大滝を見上げると、下部に陽が降りて来てないだけでなく、さっきまでよりも陽当たりが悪くなっている感じがして、待ち作戦は失敗。

落胆してもしかたがないので、珍しく雨具を着込んでシャワークライミング〜と洒落てみるが、取り付いてみるとホールドが細かく、水流で冷えた指先に全く力が入らない。何回かトライするが直ぐに落ちてしまう。

前回に来たときは何の苦労もなかったし、そればかりか沢慣れしていないメンバーもいたが、ロープを出したような記憶もない。思わぬ状況に???となるが、前回とは何かが変わっているのかもしれない。

そんなことで、左右の壁からの小巻を模索するが、昨日、竹原谷で大失敗したのに全く懲りてなく装備不足。またまた、はんぺんさんが唯一持っていたロープを投げ縄で立ち木にかけ、ずり上がって行く。なんとか途中まで登るも、確保無しでは恐怖が増すばかりで全く力が入らず、このままでは何時落ちてもおかしくない。

普通の状態なら登れたかもしれないが、やはり疲労の蓄積の影響が大なよう。小さく巻くのは諦める。


10rimg0688


最後の望みは、本流の滝と支流の大滝の間にあるルンゼからの大巻。このルンゼには朽ちた大木が前進を遮っていたが、はんぺんさんが大木と壁の隙間から右の岩稜へと登って偵察。なんとか行くことができるようで、私も続く。さらに小滝となって水が流れる岩盤の上を辿り小尾根を乗越すと大滝が見えてきて、そのままトラバースして接近。

目前には滝飛沫に光降り注ぐ素晴らしい光景。苦労した甲斐があったと安堵の溜息。


11_5040845


滝下まで降りて見上げる。例によって上部は相当縮こまって見えているのだろうが、それでも圧巻の高さ。通常の道筋から溢れているであろう水が、植生豊かな岩盤を輝かせる。


12_5040873



13_5040890


さっきまで居た本流方面は陽当たり抜群。しかしながら、この支流大滝は滝頭のみ陽が当たっている状態で、甚だしい明暗差に苦労してシャッターを切る。


14_5040915



15_5041105



16_5040935



17_5040960



18_5041045


もう慌てることは何もないので、その圧倒的な風格を心ゆくまで楽しむ。


19_5041183



20_5041120



21_5041115


さてさて、帰りはまた大巻ルートを降らねばならないのかと思っていると、はんぺんさんから林道まで登りましょうと思わぬ提案。疲れて思考の働かない私は、全くそのような考えが浮かばなかったが、それは名案に違いないと、はんぺんさん先導でルンゼを詰める。

もうフラフラで、なんとかついていくだけだが、やがて前方に壁が立ち塞がるのが見えてきて唖然。それでも、はんぺんさんが左の尾根からうまくルートを繋いでくれて林道へと登りでることができた。

大滝の直ぐ上にも滝が続いていて、崩壊気味の林道はその間を通っていた。


22rimg0724



23rimg0745


落口や周囲から下を見下ろすと、やはり相当な高さがある。


24rimg0751


林道を少し奥へと偵察してみると、遠くに下谷にかかる大瀑が飛沫を上げている。あそこにも行ってみたいと思うと同時に、行くためのルートも見えてきて楽しい。


25rimg0716


林道を歩いていると六日間の滝旅を思い出す。楽しかったこと苦しかったこと。素晴らしい滝達と何より最後まで支えてくれた仲間達に感謝…

はんぺんさん、どうもありがとうございました。

4月29日 大和谷滝ノ谷 
4月30日〜5月1日 大杉谷不動谷 
5月2日 内鹿野谷 
5月3日 田岡谷、竹原谷



撮影機材

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

RICOH WG-5 GPS


撮影機材データ

撮影機材データ