いちばん大切な場所

 


2017年  いつもと違うお正月

 

君と出逢って以来 慣れ親しんだはずのこの町

この町は 君の人生そのもの

道標のない地図に 二人の決意を記したのもこの町

 

宙に浮いたような 焦点の定まらない眺めが広がり

その中を遙かなる想いが彷徨う

 

 

蘇ってくるのは どこにでもあるような ごく普通の日常

そんな

いつも近くにある とびっきりの幸せに気がついていただろうか

 

 

今 何故 これを書いているのかすらわからない

ありがとう だたそれだけを 伝えたい

 

 

 

 

かけがえのない命を 想い続ける心

かけがえのない命を 見つめ続ける瞳

そんな 全てを捧げたような生き方

 

決して 自分を飾るようなことはなかったが

いつも 切ないほどに 綺麗だった

 

 

 

 

 

 

その笑顔に

その涙に

人をこんなに愛せることを教えられた

 

守っているつもりが 守られていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こころ 震えた あの日

こころ 開いた あの日

こころ 捧げた あの日

 

なにがあろうとも

こころ 分かち合った あの日

 

地図の上に正しい道はないけれど

ありったけの想いで染め上げた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも笑ってくれて ありがとう

いつも言葉をくれて ありがとう

 

未だ世界が続いているのが 不思議にさえ感じるけど

ずっと 私の真ん中にいてほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残された写真も ひとつの証

 

ピントが後ろに抜けた一枚

これもまた 小さな君が押してくれた 大切な一コマ

 

 

 

 

ポートレイト

時には そう呼べるような写真を 撮りたかった

 

 

そんな 願いは 叶っただろうか

 

 

やわらかな光をこえて届いた 微笑み

眩しい季節を そっと そっと 思い出す

 

 

残した 数々の写真の中には

どれだけ悲しいときにも ささやかな幸せが見える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新たな命を迎えて みんなの想いを 分かち合うと

また 幸せが膨らんでゆく

 

 

 

 

 

 

君が愛した彼女は

もう おばあさんになってしまったが

あいかわらず やんちゃで元気

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつけば 君と私は おじさんとおばさん

 

 

わたしたちは おじさん おばさんになっても

若い頃からの想いが変わることなく

恥ずかしいくらいに仲良く

同じ希望を持って生きてきた

 

 

何時の間にか大きくなった わたしたちの分身は

そんな姿を見て 育ってくれたに違いない

 

 

何故 失ったときに 一番たいせつな場所を知るのだろう

引き返すことができないと分かっていても

欲しいのは 戻すことのできる 時計の針

 

君でないとダメだ

君のところに帰ろう

何があっても 許しあえるところに帰ろう

 

おかえり

ただいま

 

ただ そのひと言が嬉しい

 

そして 一緒に 笑顔をこぼそう

そして 一緒に 涙をながそう

 

 

叶うなら

永遠を抱きしめたい

 

叶うなら

もう一度 君を抱きしめてあげたい

 

いや

君を抱きしめたい

 

 

I really appreciate everything you that did for me