2008年4月29日

三重県 大台町 大熊谷 東俣谷

 

Nikon D300  TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] 

 

夢幻滝、なんとも素敵な滝名だ。もともと無名滝だが、「ちちんぷいぷい」の番組企画で命名したという。その滝は、大熊谷の支流東俣谷にあり、下流にも60mの大滝、不動滝を懸けるという。期待に胸を膨らませ車を走らせた。

 


 

R422から大熊谷の林道に入り、少し走ると左に大きなスペースがあるので駐車。大熊谷を対岸に渡ると「ちちんぷいぷい」による夢幻滝の看板を発見、この右手から小さな丸太の梯子を登って東俣谷に入っていく。左岸の踏み跡をたどって進むが、高い壁のせいか薄暗い。やがて右岸に渡り、そのまま行くと15m程度の二段の滝が登場。さらに進むと、少し大きい二段の腰折滝が見えてきた。壁が少し狭まった奥に美しく流れている。簡単には越えれそうにないように見えるが、左から楽に巻ける。

 

Nikon D300  TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] 

 

そして小滝をいくつか過ぎて、左の斜面を登ると谷が急に明るく開け、そこには絶景が広がる。大岩の堆積の奥、前方の大岩壁に不動滝、それを輝く新緑が包む。不動滝は、とにかく大迫力、上部の狭い壁をボブスレーのコーナーのように斜めに滑り落ち、そこから大瀑布となって一気に落下している。

 

Nikon D300  TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] 

 

Nikon D300  Tokina AT-X 535 PRO DX

 

Nikon D300  Tokina AT-X 535 PRO DX 

 

岩を乗り越え、右手ルンゼから壁を登っていく。赤い印やトラロープ等があり、どんどん高度を上げるが、最後の方で詰まってしまう。壁に張り付いて動けなくなるが、何とか少し降り、壁際をトラバースして不動滝落ち口に着いた。落ち口からの眺めは、これまた圧倒的、遥か下に大熊谷が見える。帰りに分かったが、目印の無くなったあたりで左上を見ると、さらにロープが懸かっていて問題なく進める。適当に直登したのを反省。

 

Nikon D300  TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

 

Nikon D300  TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] 

 

穏やかな流れを見てさらに進むと谷が左に曲がっていく、巻き道も飽きたので、ここからは水の中を行こう。木々の間に夢幻滝らしき白布が見えてきた。そして目の前に夢幻滝がその全貌を現す。下段の連瀑帯も含め圧倒的な高度感、天から降り注ぐようだ。

 

Nikon D300  TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

 

Nikon D300  TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] 

 

滝に近づき、思いきり飛沫を浴び、夢のような時が過ぎていく。帰りに何度も何度もふり返り、その姿を目に焼き付けた。

 

Nikon D300  TAMRON SP AF11-18mm F/4.5-5.6 Di II LD Aspherical [IF] 

 

沢の美しさはそれなりでも両岸の壁は圧倒的、大自然に抱かれるスケールの大きさ、美しくも豪快な不動滝、夢幻滝、ぜひとも訪れて欲しい。期待を裏切ることは絶対にないと思う。