2008年6月28日

奈良県 十津川村 滝川二ノ倉谷、本谷 北山川葛川枝又谷

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA50-200mmF4-5.6ED

 

滝川の支流二ノ倉谷に懸かる大滝は、林道内原線から遥か遠望にて望める。大滝登攀家達が挑戦するその滝は、落差100mを誇るという…

 

 

笹の滝の少し手前の林道沿いから二ノ岩滝を見るが、ある地点からは上が見えず、ある地点からは下が見えない。この滝も全貌を見るのは難しそうだ。遠望では水量が少なく見えるが、滝前では迫力のある姿が見れるのを期待して、二ノ倉谷に続く吊り橋を渡りアプローチを開始。今日は天候が悪く、湿気も高い、極度の寝不足もあって最初からしんどく不快だ。雨の中でのレンズ交換も煩わしいので、高倍率ズーム一本で挑む。

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3ED AL[IF]

 

吊り橋を渡るとモノレールが沢沿いに付いていて、レール横の踏み跡を歩いていく。モノレールが右岸から左岸また右岸と蛇行するので、無視して進んでいくとやがて二股、モノレールは左俣を上って行く、地形図を確認すると二ノ倉谷は右俣らしく、落ちている10m斜滝を右岸ルンゼ状のところから登って行く。直ぐに上部チョックストーンから20m程の連瀑、下部は直登して途中から左岸を巻いて越えた。そのまま進んでいくと上部が開けてきて二ノ岩滝が姿を現した。やはり水量が少なく迫力に欠けるが、高い岩壁を美しく落ちている。上部がよく見えないので後ろの壁を少し登ってみる。しかし、今度は木が邪魔になる。全貌はとても見えないが、明るい谷に落ちる独特の秘瀑で、その大滝を満喫した。

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3ED AL[IF]

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3ED AL[IF]

 

林道に戻ると天気が少し良くなってきたので、不動滝に寄ってみた。車が3台も止まっていて不動滝は人気があるのかと思ったが、下に降りると誰もいない、どうやら渓流釣りで人気らしい。不動滝は、狭い廊下を流れてきた水がすり鉢状の壺に落ちるこれまた独特の形状をしている。足下の岩盤もスライダー状に続き、滑ると下まで一直線だ。天候の為か滝壷の水色が今一だが、相変わらず水量豊かだ。

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA12-24mmF4 ED AL[IF]

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA16-45mmF4ED AL

 

まだまだ時間があるので、この後、上葛川に向かった。R425に入ると工事で通行時間規制の看板が目に入る。今なら抜けられそうなので先を急ぐ、高滝の前を通ると、らしくないなかなかの水量で落ちているが、通行止めを食らうわけにもいかないのでパス、大泰の滝も見送り、上葛川に到着。トラックとはすれちがったが、通行止めになるような工事はよく分からなかった。

 

車道行き止まりからそのまま登山道になるという一寸変わった道を行く。帰りは下北山方面に抜けるつもりだが、途中の分岐でこちらも通行規制の看板が出ていたので、時間に追われ足早に歩いていく。よく整備された登山道をしばらくで、枝又の滝の上部が見えてきた。

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3ED AL[IF]

 

よく見ると笹藪の下が獣道のようになっている所があり、身を屈めて入っていく。そして尾根状の狭いところを降っていくと小さな鉄梯子が現れ、二つ三つと連続して降っていく。一寸ミニミニ双門といった感じだ。最後に少し際どい部分を降りて狭いテラス状の所に着いた。

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3ED AL[IF]

 

ここは、丁度枝又の滝の正面、高さも真ん中くらいで、上部から下部までよく見える。その流れは非常に美しく、辺りは秘境感さえ漂う。滝の水が落ち込む独特の浅い滝壺とも本流ともいえるその水が、極めて美しかった。

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3ED AL[IF]