2011年10月23日
蓮川 千石谷 喜平小屋谷




氷瀑を想って・・・


PHOTO GALLERY

川崎実さんの「秘瀑」に見事な氷瀑写真が載っている。その立派な氷柱を見ていると、ここへ行きたいという欲望と行けるかもしれないという希望が湧いてくる。

大きな難所は無いと考えられるが、行ってみないことには分からないし、また積雪期にも行くことができるのか。そんなルート探索もかねて、ふぇるめーるさんをお誘いして谷に入った。

千石谷最初の滝は、右から入る井戸谷出合の滝。台風の影響か上部の壁が崩れているように見え、滝下もかなり荒れている。



堰堤を越えて先へ進むと右岸枝谷から綺麗な滝が落ちていて、直ぐ先の右岸からもさらに立派な滝が落ちていた。



この先も平凡であまり綺麗な渓相ではないが、天気がいいのが何より。





そして、前方に大きな流れが見えてきて素晴らしい大滝が登場。二助滝と呼ばれるこの滝は、写真で見たことのある姿とは大違い。その整った形と迫力の流れを口あんぐりで眺める。











左岸から越えて次ぎに現れるのは、五段の滝。見えているのは最下段だけだが、この滝も水量豊かで大迫力。近付けば、容赦なく滝飛沫が襲ってくる。







千石谷は、この滝の巻きが問題箇所。高く続く左岸の壁を大きく巻き越えた。



赤嵓谷との出合を左にとり、いよいよ期待の喜平小屋谷。右股から落ちる滝を見送り、真っ直ぐ進んで左股に入ると、滝が出てきて連瀑帯の始まりらしい。



夏なら登るのもいいだろうが、左岸から一気に巻いて大滝の前に降り立った。





なんと素晴らしい眺めなんだろうか。大岩壁を紅葉の始まった豊かな植生が包み、その中を上段下段合わさって見事な姿の滝が落ちていく。

写真では、どうしても上段が縮こまってしまうが、60m、いや80mはあるかもしれない。





余裕があれば、赤嵓滝にも行きたかったが、ちょっとゆっくりしすぎたので断念。林道を戻る途中、大きく崩壊しているところがあったが、その中を流れる水が、絶えることのない大自然の営みを感じさせた。




喜平小屋谷大滝は、予想以上の素晴らしさだった。冬にカチカチに凍って氷筍から氷柱となって伸び上がる姿もぜひ見てみたいものだ。

ふぇるめーるさん、どうもありがとうございました。



撮影機材

Panasonic Lumix DMC-GH2
LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

Panasonic Lumix DMC-FT3