2012年9月16

大白川大白水谷 打尾川



悲しき大瀑・・・


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川の名前は、大きく白く、落ちる瀑水もその名のごとく白い。目指す滝には、どんな白水が流れているのだろうか。

この日は、11名の滝好きが集結。先ずは、大白川ダムを降りて行く。ロックフィルであるこのダムは、岩が堆積した斜面といった感じ。ゴロゴロとして歩きにくいが、この構造だから降りていけるとも言える。



やがて、自然の岩盤に埋め込まれたようなコンクリートの建造物に遮られ、行けるところまで行って下を覗くと、水が落下していくのが見える。ここは、ちょっと無理そうなので、この枝沢の右岸壁をトラバースしていくが、藪が凄いし壁が立ってるしで、思った以上にデンジャー。



傾斜の緩いルンゼに辿り着き、そこを降ると沢に降り立つことができた。そこから見るダムは、人工物ながら何故か美しく感じる。



左岸から本流へとショートカットで樹林帯を行くと、巨大な滝が見えてきて、なんとも素晴らしい眺め。





滝前は、迫力のある瀑水がもたらす水で満たされる絶景空間。飛沫となった水は、半逆光ぎみに差し込む光線に向かって飛び立っていくようだ。



滝裏へ廻ったり、虹を掴みに行ったりと皆が好きなように楽しみ、大きな谷に大きな歓声が木霊する。ヌルッとした感触を伴うその水は、碧く白く独特の美しさ。

明暗差と滝飛沫が作るベールに撮影するのが非常に難しい。







そうこうしていると、大量の綿毛が飛んできて、ふわふわと漂っていく。強い太陽光は、微妙な具合に拡散し、それは、どこまでも軽く柔らかい。その素晴らしく幻想的な眺めもカメラの目では、とても捕らえきれない。





白水滝を後にして枝沢まで戻ってくると、その水色は、また違った美しさ。まるで台高の沢にいるような透明な水が流れている。

同じダムの水にもかかわらず、何故こんなに違うのかと話していると、もとなかさんが、「濾過されてるんとちゃいますか」と一言。あ〜、なるほど、ロックフィルを抜けることによって白水から違う水になっているのかもしれない。





戻って観瀑台から大瀑を見下ろす。さっきまであそこに居たのかと思うと、ちょっと感慨深い。







この後は、富山まで足を延ばして、打尾川の夫婦滝見物。水量が少なかったものの、豊かな緑に包まれて、寄り添うように落ちる二本の滝が美しく見事。夫婦滝と呼ばれる滝は数あれど、これほどそれらしい滝も珍しいかもしれない。



白水の滝は、ダムによって水量が調整され、冬になると涸れてしまうらしい。そんな悲しい大滝だが、滝前から見る景観は、そんなことを忘れさせる素晴らしさ。遙か高みからのジャンプは、美しくも大迫力で見る者を圧倒せずにはおかないだろう。

あっきーさん、おでんさん、がぶんたきさん、ゴットンさん、はんぺんさん、まいさん、matsuさん、もとなかさん、ゆかさん、WATAさん、どうもありがとうございました。



撮影機材

Panasonic Lumix DMC-GH2
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH/POWER O.I.S.
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

Panasonic Lumix DMC-FT3