落書き

遅れに遅れていますが、残してゆきたいと思っています。

鷲ヶ峰

鷲ヶ峰

2017年2月4日 霧ヶ峰 一歩前へ… 「大雪が降ったらここで遊ぼう」ここは、嫁さんとそんな風に話していたお山。 大雪でもなんでもないが、これが精一杯。そして、溜息を消すように綺麗な空気で体を満たし、大きく深く願った… 撮影機材 OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6...

永遠

永遠

いちばん大切な願い 2016年が暮れようとする頃 堪えがたき哀しみに時が止まる 一歩たりとも動けない 心 とめどなく溢れゆく 涙 まだ 生きている意味があるのか 直ぐに追いかけたい 今すぐ嫁さんを追いかけてゆきたい どこかのお山に登った時 俺が逝ったら こうこうしてくれ それを聞いた 嫁さんは 怒ったように 何言うてんの 私より 先に逝ったら 許さへんで 私の方が 先やから 私こそ そうしてや 何故 そんな話になったのか 思い出せないが それは ないやろと まともに相手にしなかった あの日 あれから 幾年か経ち まさか 私より先に そんなこと 受け入れられるわけがない ボロボロになりながら...

希望

希望

いちばん大切な場所 2017年  いつもと違うお正月 君と出逢って以来 慣れ親しんだはずのこの町 この町は 君の人生そのもの 道標のない地図に 二人の決意を記したのもこの町 宙に浮いたような 焦点の定まらない眺めが広がり その中を遙かなる想いが彷徨う 蘇ってくるのは どこにでもあるような ごく普通の日常 そんな いつも近くにある とびっきりの幸せに気がついていただろうか 今 何故 これを書いているのかすらわからない ありがとう だたそれだけを 伝えたい かけがえのない命を 想い続ける心 かけがえのない命を 見つめ続ける瞳 そんな 全てを捧げたような生き方...

奇跡

奇跡

いちばん大切な人 このあいだ  愛する娘と一緒に Disneyの映画「美女と野獣」を観に行った そのアニメを娘が小さいときから  家族三人で何度も見たのを思い出す 始まって間もなく  溢れ出した涙は最後までまつげを濡らし続け  それが乾くことなくラストシーンを迎える もちろん映画のように 素敵なものではないかもしれないが 嫁さんと出会った頃のことが 次々と頭の中を駆け巡り  どうすることもできない いちばん大切な人のことをずっと想っていた 横で静かに涙を流す娘が 何を感じていたのかはわからないが  また違う意味で想い続けていたのかもしれない スモールパンダであり嫁さんである...

鼻白滝の前で

鼻白滝の前で

2016年11月26日 南紀 熊野川 田長谷 語らい… 紅葉シーズン最後の滝巡りは、鼻白の滝。 ここへ来るのは何年ぶりだろうか。迎えてくれた鼻白滝は、なんかガスってるけど、悪くない佇まい。 滝下から、もう一度ご挨拶。 うっすらと青空が見えているが、あまりいい天気ではない。 今回の目的は上段の滝前。 右岸側が小さく巻くことが出来そうにも思えたが、無理をすることもないので左岸から大く巻き上がって行く。 途中からも、なかなかいい眺め。 岩がでかくて真っ直ぐ進めないが、しんどいはずの嫁さんが頑張ってくれる。 さあ来た。...

秋空高く駒ノ滝

秋空高く駒ノ滝

2016年11月12日 台高 又口川 柳ノ谷 二人で見上げて… 11月も中旬に入り、紀伊半島の滝紅葉は、どうなっているだろうか。 台高南部、又口川の柳ノ谷は、ほとんど知られることが無いが、有名な不動滝と銚子滝をかける古川岩屋谷の北東、ほんの近い所に位置する。 そして、駒ノ滝と呼ばれる大瀑が絶壁を滑り落ち、その白き落水は遠望でもはっきりと見えるらしい。 今回は嫁さんと二人でまったり。 序盤は林道歩きを強いられるが、頭上に広がる澄んだ碧は、この秋一番を思わせる。 駒ノ滝の紅葉的な条件を考えると、かなり期待できそうだし、この天気なら気持ちよく楽しめそう。 林道から山道に入り、少し行くと最初の滝。...

秋彩日裏山谷

秋彩日裏山谷

2016年11月6日 大峰 舟ノ川 日裏山谷本谷 11月3日… 紀伊半島の秋四日間の最終日。 はんぺんさんが、まだ迷滝の紅葉を未体験というので、昨日の旭ノ川に続いて十津川舟ノ川。 林道を歩いて、適当なところから沢へ降りる。 おぉ〜っと、大きく深い淵が通せんぼ。 もう四日目で疲れていて、ゆっくりと出てきたし、早い目に切り上げなければならないしで、あまり時間が無いのだが、これは降りたところが失敗。 2012年の秋は、うまく降りたのだが。 両岸見上げて右岸巻きを選択するが、ちょいと際どいところもある。 これまた、2010年の夏は、一見厳しそうな左岸巻きで、楽に通過している。...

旭ノ川の秋

旭ノ川の秋

2016年11月5日 大峰 旭ノ川 中ノ川 燃える地獄… 蓮の翌日はぐるりと回って十津川路。 旭ノ川沿いを進み、もう修復されることがなさそうな林道を歩いて行く。 谷間を漂うガスが、気温の上昇と共に空に吸い込まれてゆき幻想的。 川床が近付いてくると、渓を彩るしっとりとした秋が、なんとも美しい。 植樹だろうか、まだ若い木々が放つ色は、紅の極み。 吊り橋を渡って中ノ川へ。 中ノ川に入ると、早くも紅葉が歓迎してくれる。 地獄滝、極楽滝とも紅葉的な条件は悪くなく、期待感も十分。 最初の滝は、今日の水量なら落口の徒渉も問題なさそう。 左岸壁を登って右岸へ。 そして、地獄滝が登場。...

サスケ滝の秋

サスケ滝の秋

2016年11月4日 台高 蓮川 奥ノ平谷 深き谷間に… 滝の谷の翌日は、はんぺんさんと奥ノ平谷。 沢遡行ではなく、摂津道と呼ばれる左岸道を辿って、秋色のサスケへ。 沢名、滝名に諸説いろいろある右岸支流の周りも秋色。 手前との明暗差が大きく、撮影は、なかなかに難しい。 摂津道は、サスケ滝が近付くと不明瞭になる。 昨夏の遡行の帰りは、ちょっとウロウロしたが、今回は問題なく通過。 さてさて、期待のサスケ滝。 まだ10時30分だが、既に影の中。 さらに早い時間だと滝に陽が当たるのか当たらないのか、何れにしても、さらに早出が必要なよう。...

滝ノ谷三滝

滝ノ谷三滝

2016年11月3日 台高 宮川 大和谷 滝ノ谷 水流れて… 肉でも焼いて秋の滝をゆっくりと楽しもうと、やってきたのは大和谷の滝ノ谷。最高の天気の下、駐車地から上を見ると何か変。 4月29日に訪れた時は涸れていた壁に水が流れている。変と言うより、これが本来の姿か。 ゆっくり、まったりのつもりが作戦変更。 道を少し歩いてから、最下段の滝下を目指して近付いて行く。おっと、トラバースに入るのが早かったか、少し下に出てしまう。 そのまま左岸沿いを登って行くと、滝が近付いてくる。 三滝下段、それは、圧倒的な壁に落ちる見事な大滝だった。...

下多古川で過ごす秋

下多古川で過ごす秋

2016年10月30日 大峰 下多古川本谷 笑顔… さてさて、紀伊半島の滝も紅葉に彩られる時。何処へ行こうか迷うところだが、最初の狙いは下多古。 嫁さんと二人、道を歩いてまったりと行く。 吊橋が沢を渡るところからは、沢伝いに。 見えてきた琵琶の滝。 「紅葉のピーク」そんなことが話題になるが、何を持ってそう呼べるかは非常に難しいと思う。私は、どちらかと言えば、早い目のピチピチした色が好きだ。 そんなことで、目の前の秋景色には十分に満足。 ところが日が陰ってしまい、ちょっと冴えない。 滝撮影、これまたフラットな光線を好む人も少なくないようだが、私の好みではないので、しばし休憩。...

日暮の滝、黒川不動滝

日暮の滝、黒川不動滝

2016年10月23日 太田切川 中御所谷 黒川支流 秋へ… 10月も後半。そろそろ滝紅葉も本格化する頃。 お手軽に綺麗な眺めを楽しもうと、管の台バスセンターからバスに揺られて、しらび平。 ここから、まだまだ多い登山者と分かれ中御所谷沿いの遊歩道を行く。 少し歩いただけで、秋色が彩る壁が見えてくる。 そして、何時もロープウェイから眺めている日暮の滝とご対面。 天気が微妙ですっきりしなかったり、近付くと上が見えなかったりするが、なかなか良い感じ。 わざわざ来る人も居ないようで独り占め。 雲が支配している時間が長く、切れ目を狙っての撮影だったが、これまた短い時間ながら最後にスカッと来てくれた。...