落書き
遅れに遅れていますが、残してゆきたいと思っています。
兵衛谷中流部
2016年5月21日 御嶽 濁河川 兵衛谷 迸る流れ… この日は、椹谷支流の与左衛門谷に行く計画だったが、道路通行止のため急遽転進して兵衛谷の滝を見に行くことに。 兵衛谷南側林道のゲート付近に車を停めて、先ずは西へと延びる林道歩きから。 地形図を見ただけでは、目指す滝の位置がよく分からないのが困ったもの。とりあえずと石楠花沢右岸尾根に踏み跡を辿って入って行く。少し西へ進むと踏み跡が分かれ、北へと延びる急な尾根を下降。 踏み跡というより、藪が刈られて道となった上を歩いて兵衛谷に着地。...
武沢
2016年5月14日 南アルプス 雨畑川 奥沢谷 武沢 知られざる大瀑… 何か面白いところはないかと探して、やって来たのは雨畑湖畔の老平。 小さな駐車場には既に数台の車が停まっていて、甲斐駒黒戸尾根よりもきついかもなんて言われる笊ヶ岳へと早くに出発した模様。 林道のゲート奥へと歩いて行くと、登山道は奥沢谷から離れ地形図の破線よりも高いところに延びていた。そして吊り橋で武沢を渡る。 殆ど知られていないが、この下流部にはゴルジュとなった連瀑帯があり、上流にも素晴らしい大滝がかかるらしい。 先ずは大滝を目指し武沢へと入って行く。...
下谷支流大滝
2016年5月4日 大峰 北山川 四ノ川 下谷支流 雨上がりの大瀑… GW6日目、今回の滝旅の最終日。昨晩から降り出した強い雨は、寝てる間に何処かにいってしまったよう。道の駅おくとろで目を覚ますと、こんなにうまくいってもいいのかといった感じの絶好の天気。 ところが、天気と正反対の体と頭が重く、色々とあった案は、ことごとく過ぎ去って行く。だいたい車で遠くまで移動するのもおっくうで、はんぺんさんと相談し、近くで簡単な所と話がまとまる。まあ何処へ行っても水量豊かな良い滝見が保証されているだろう。...
田岡谷、竹原谷
2016年5月3日 大峰 北山川 田岡谷 竹原谷 滝の力… GW5日目、遂に天候が下り坂。残ったメンバーも、あっきーさん、はんぺんさん、私と、ちょっと寂しくなってしまう。 本日のお題目は田岡谷の大滝。 大岩越えてヨイショヨイショ。 直ぐに壁が立って通せんぼ。そこには見事な滝がかかり、何とも不思議な造形に引き込まれる。 左側から登れそうにも思えたが、もうみんな疲れてるし無理は止めておこうと、戻って左岸から巻く。すると、大きく澄んだ釜に美しい落水が注ぐ癒やしの空間。 この綺麗な滝は、どうやって越えたのか覚えてないが、次の滝が意外とくせ者。...
美しきかな内鹿野谷
2016年5月2日 南紀 高田川 内鹿野谷 必見の一本… 大杉谷不動谷を終えると、例によって体はフラフラ。それでも、我々は南紀へと車を走らせる。この日は、親方さん、ひこさんと別れ、おでんさんが加わり5名。 水車小屋跡から重い体に鞭打って歩いて行くと、ズリ岩。どうぞと声をかけるが、もちろん誰も潜ろうとはしない。 そして、出合の滝かナマズ口の滝か、よく分からない滝前で最初の撮影会。 美しい軌跡を描く落水と揺らぎながら大きく広がる壺。 2014年のGWに来たときと、どこも変わってない美しい佇まいが嬉しい。滝に影がかかっていて、撮影的には、ちょいと困った状態なのも同じ。 左岸から巻いて落口へ。...
大杉谷不動谷
2016年4月30日-5月1日 台高 宮川 大杉谷 不動谷 変わりない姿… GW二発目は、親方さん、ひこさん、WATAさんが加わって、総勢6名と賑やかに。大杉谷登山口の駐車場は既に一杯、少し戻った所に停めてスタート。 対岸高く、千尋谷から千尋滝。 直下にまだ行ってないので行きたいところだが、先の事を考えて諦める。 台高というか大台らしい透明で深い水色。 シシ淵から大杉谷左岸を巻いて進めば、支流から落ちる滝が美しい。 ニコニコ滝は、少し幅広になったように感じる。 初めて渡る新しく架けられた平等嵓の吊り橋。 登山道から不動谷出合へと下降。...
大和谷滝ノ谷
2016年4月29日 台高 宮川 大和谷 滝ノ谷 ゆるりとスタート… 4月29日、GWと呼ばれる連休の始まり。まだまだ体調が優れないが、紀伊半島へと帰ってきた。 一日目は、皆遠方ということもあり、ゆっくりと集合して大和谷支流の滝ノ谷へ。 この谷には、三つの大滝が連なる三滝がかかるが、上部で取水されているため、殆ど水が流れていない悲しい状態にある。しかしながら、三滝の一番上の滝だけは取水を免れ、今でも立派な姿を見せてくれるらしい。 巡視路を辿って取水施設に到着。三滝の真ん中にかかる大滝の落口を大胆に堰き止めている。 ...
払沢ノ滝
2016年4月23日 奥多摩 北秋川 セト沢 チャイム響くゴルジュ… 4月に入って、年に何度か症状が強くなる腰痛と、そればかりではなく微熱があるような倦怠感に悩まされていた。あっきーさんとはんぺんさんが、払沢の滝に行くというので随分悩んだが、行かないと先へ進めないので参加。 払沢の滝までは、駐車場から遊歩道が続いていて、下山ルートを考え尾根上を見たりしながら歩いていく。 払沢の滝に着くと、久しぶりい見る滝の流れに癒される。今年は早いのだろう芽吹きが、滝の周りを美しく彩る。...
RAWとJPEG
自由… デジタルカメラでは、何かと話題になるRAWとJPEG。同じカメラが生成したものであっても、この二つは全く違うものであるが、カメラの評価においては、それらを混同したり都合の良いように使われている。 また、ネットを彷徨っていると、そんな評価に一喜一憂するカメラファンやRAWというものを誤解しているような記述が少なくない。分かっている人には何を今更という感じだろうが、少し書いてみようと思う。私は技術的なことや理論的なことは分からないので、全て結果に基づく分析である。...
山染まるとき
2016年3月20-21日 中央アルプス 夢色… 今シーズン三度の千畳敷。 しらび平から見上げる空は、どんよりとしていたが、その雲を突き抜けた先は、青空と眩しき雪面。 カールを横切るような雪崩れの後を見て、う〜ん。 今回は久しぶりに、はんぺんさんとゆかちゃんと一緒。 行き先は他にも候補があったが、どうしても焼ける宝剣を見たく、ここへと誘った。 好天の三連休後半、乗越浄土も流石の賑わい。宝剣を目指す人も多く、宝剣自身びっくりしているかも。 風裏となる辺りには、既に幾つかのテントが張られていて前回のような貸し切りではないが、営業小屋のテン場のように混むなんてことは全くない。...
静寂乗越浄土
2016年3月12-13日 中央アルプス 染まらずとも… 2月の宝剣から一ヶ月あまり、またまた千畳敷へとやって来た。今回は、宝剣が染まるのを狙うため、泊装備を担いでえっちらおっちら。 よく見ると、えらいところを登ってる。 新しく降ったのか、雪がとても綺麗で刻まれるトレースも深い。 絶好の天気と思っていたが、なんか雲が湧きすぎかも。 風を避けて天狗荘の裏にテントを設営。 夕方まで時間もありすぎるしで駒ヶ岳へ。 雲が流れて目まぐるしく様子が変わるが、これぞ高山ならではの眺め。 駒ヶ岳山頂は貸し切り。...
ガスガス阿弥陀岳
2016年3月5日 八ヶ岳 暑いけど寒い… 何回か訪れている八ツだが、舟山十字路からのアプローチは初めて。あまり汗をかかないようにと、適度なスピードで歩いて行く。 今日は天気が良くないし、少し変わったところから阿弥陀に登ってみよう。 中央嶺と呼ばれる尾根に乗り上げるには何通りか考えられるが、木に四区と派手に書かれた辺りから北へと進路をとる。 少ない雪に浅いトレース。結構傾斜が強く、雪の下が氷になっていて歩きにくい。...