落書き

遅れに遅れていますが、残してゆきたいと思っています。

小俣川

小俣川

2015年9月12日 王滝川 うぐい川 小俣川 美しき流れを求めて・・・ 奥ノ平、堂倉、不動七重と紀伊半島の水を満喫した後は、気合いが抜けてしまったのか、ダラダラとした週末が過ぎていった。それでも、山梨から近いところにも良い水があるはずと探していたところ、なんか良さそうなところを見つけ、はんぺんさん、ゆかちゃんと出撃。 王滝川からうぐい川沿いに延びる林道のゲートを越えてスタート。 林道から小俣川に入っていくと、木で組まれた巡視路らしき道があり、なかなか面白い。 その道の先には、取水施設らしきものがあり、流れる水が期待通りに綺麗、早くも足が止まる。...

不動七重の滝

不動七重の滝

2015年8月23日 前鬼川 夢の中へ・・・ 今シーズン最大の目標、いや、これまでずっと暖めていた滝に挑戦する日が、やって来た。 その滝は、大岩壁を切り裂いて落ちる迫力の大瀑でありながら絵に描いたように美しく、清冽極まる白き瀑水が、いくつもの美しき壺を越えていく。その滝は近いようで遠く、簡単には人を寄せ付けない。 さてさて、その懐は、どんな処なのだろうか。アタックや挑戦などという言葉があまり好きではないが、高ぶる気持ちは抑えようがない。 影に支配された前鬼川に降り立つ。まだ暗い中にも僅かながらに光が届き、久しぶりに見る前鬼の水色にほっとする。...

堂倉谷

堂倉谷

2015年8月14-15日 宮川 大杉谷 堂倉谷  深碧・・・ ひさ〜しぶりの大台ヶ原は、ちょっとガスっぽく、絶好の天気とはいかない感じだったが、これから始まる夏のイベントにワクワク。 遊歩道を歩いて行くと、気が早いのか、早くも秋の色がちらほら。 日出ヶ岳を越えて堂倉滝へと降る。何時もながらにしんどく、やっと着いたという感じ。 時々、陽が差して壺が輝くが、シャッターを押そうと思ったら陰り気味になってしまう。それでも、堂倉滝は素晴らしく、大きく深い釜に美しき水を湛える整った姿の滝は、どこでも簡単に見ることができるものではない。...

奥ノ平谷

奥ノ平谷

2015年8月9日 蓮川 奥ノ平谷  魅惑のゴルジュ・・・ ゴルジュ、廊下、そんな言葉を聞くだけで、困難なルートの突破の喜びを連想する者、また渓谷美を愛する者は、その独特の造形に触れてみたいと思う。臆崖道さんと山ノ神さん、パンダと小さいパンダ、それぞれがそれぞれの想いを胸に秘めて・・・ いやいや、今回は、おそらくそんなには方向性が変わらないだろう四人で、サスケ滝までの日帰り作戦。 林道ゲートを越えたところから踏み跡を辿って川に降り、ゴーロを少し歩けば、大きな釜に最初の滝が落ちる。これが、初音滝とされる滝だろうか。 いきなりの泳ぎになるが、嫁さんは何時もながらに嬉しそう。...

赤石沢大滝

赤石沢大滝

2015年7月25-26日 大武川 赤石沢 赤薙沢 長いよ〜 今回は、赤石沢大滝大作戦。 先ずは、林道をチャリで疾走といきたいところだが、走ってみると傾斜に負けて直ぐにダウン。長〜い林道を一ノ沢、二ノ沢と見送り、全く走ることができずに赤薙沢の手前にチャリをデポ。帰りに楽させてもらおう。 さらに下へと延びる林道を歩いて赤薙沢出合近くまで行くと、驚くことに、ここにあったらしい勘五郎の滝が、堰堤を作るためか何か分からないが、破壊されてしまっているらしい。こんなことが許されてもいいのだろうか。 大武川は、開けた渓相に綺麗な水が流れていく。...

六字と阿古

六字と阿古

2015年7月19-20日 上多古川 本谷 竹林院谷 阿古滝谷  雨後の作戦・・・ 19-20日は、上多古川を遡行する予定だったが、当初の予報とは違い19日の天気があまり良くない方に転んでしまう。 今回のメンバーは、昨日、水太谷へ行ったはんぺんさんとゆかちゃんにひこさんと嫁さんが加わった5名。もし雨になると、はんぺんさんと私が撮影している間、非撮影班は寛げないし辛いだろうと、天気が大丈夫そうな午後から道を使って多治良淵へと下降することに変更。...

水太谷

水太谷

2015年7月18日 天ヶ瀬川 水太谷  大峰の秘瀑・・・ R169を南下するにつれ、再びぱらつき出した雨も上がり一安心。はんぺんさん、ゆかちゃんと待ち合わせ、やってきたのは大普賢岳の南。 天ヶ瀬川沿いの林道から水太谷へと入っていくと、結構降ったと思われる雨のためか、勢いよく水が流れていくが、あまり濁ってないのは大峰の沢といった感じ。 二俣を左にとって、先ずは水簾の滝を見に行く。 迫力を増した水簾滝。飛沫でまともに撮影できないが、WGでパシャリ。 水簾滝の後は、和佐又への道を歩き、水太谷右俣と出合うところから右俣の遡行を開始。...

霧ノ滝

霧ノ滝

2015年7月11日 濁川 鞍掛沢  飛沫ノ滝・・・ かなり雨が降ったので、狙うのは普段水量の少ない滝。何時ものはんぺんさんとゆかちゃんにお久しぶりのKさんが加わり、四人で向かったのは濁川。 林道から堰堤を越えて川に降りると、前方にはまた巨大堰堤。 かつて濁川と呼ばれていたこの川は、今は神宮川となっていて、地元住民の希望とか巨大企業の力とか諸説あるようだが、調べてみてもはっきりとした理由は分からなかった。但し、サントリーの白州工場ができたのが1973年、濁川が神宮川に変わったのが、1974年らしい。 堰堤に近付くと右岸から日向沢が出合う。...

伝丈沢

伝丈沢

2015年6月27日 荒川 伝丈沢  二つの大滝・・・ この日は、ちょっと気になっていた伝丈沢。伝丈橋のゲートまで山梨の独居房から下道を1時間足らず走って到着。 林道がUターンして離れていくところから左岸の踏み跡を少し歩いて沢に降りる。沢登りというより、なる〜い沢歩き。 二又を右にとると、ナメの奥に滝が見えてくる。 近付いてみるとびっくり。迫力と優美さを兼ね備えたとても良い滝。 強固な岩盤に支えられた滝周辺は一切の乱れなく、そこを滝水が飛散して雰囲気抜群。右岸の壁は特に高く、突然立ち上がるような地形が不思議。...

PURA VIDA – THE RIDGE

PURA VIDA – THE RIDGE

純粋な人生・・・ 「アンナプルナ南壁7,400mの男達」なんとも微妙な邦題のこの映画、ネットでも配信されるようになり、やっと見ることができた。 この映画には、アンナプルナの美しき荘厳な景色、息もつかせぬ登攀シーンなどは何もなく、ただただ淡々と流れるだけ。 しかしながら、その中に散りばめられた言葉の数々。山とは、人生とは、そして・・・ 私は、そうあることができるだろうか。...

福栃沢

福栃沢

2015年6月13日 越百川 今朝沢 福栃沢 驚きの大瀑・・・ 伊奈川ダム登山口の駐車場に着くと、既に満車に近く僅かなスペースに駐車。空木や越百に登る人が結構いるのだろうか。ここから福栃沢出合まで、先ずは林道歩き。 ふくとち橋を渡り、右岸の踏み跡から堰堤を越えて入渓。 沢に降りると、磨かれた岩肌の綺麗な渓相で、流れゆく水も美しい。 この日は、四人の内、三人がラバーソールで、それぞれ違う靴を履いていたのが面白いところ。見た目フリクションが良さそうな岩も結構ヌメッとしていて滑る。...

PETZL ティカ R + ティカ +

PETZL ティカ R + ティカ +

コンスタントライティング・・・ ヘッドランプは、どんどんと高性能化し、ルーメンを目安とするパワーは上昇の一途、一体どこまで向上するのだろうか。軽く使いやすく高性能になり、デザイン以外どれも同じように見えるヘッドランプだが、メーカーによる考え方の違いが製品の特徴となって現れているのも事実。 例えば、LOST ARROWのspring 2015のカタログからBlack...