2013年4月27日
和田川 鳴谷
気分爽快・・・
さあゴールデンウィーク、仕事が終わって紀伊半島へと爆走。目指すは、道の駅熊野きのくに。ところが、途中で「道の駅熊野川で待ってます。」と連絡が入る。
ん〜遠いなあ。でも、どこまでも行きますよ〜と新宮まで走って、折り返して北上、やっとやっと到着。そして、寝たと思ったら、直ぐに「おはようございま〜す。」と声がかかり、あっきーさん、はんぺんさん、WATAさんの元気な面々とご挨拶、今年も紀伊半島滝巡りの始まり。
鳴谷は、遡行するとなると難度が高いポイントがあり、右岸上に走る尾根を辿って下降する予定。目星を付けたとことから藪を漕いで尾根に乗り上げると、明瞭な踏み後が続いている。
P671から東西に走る尾根を東にとり、滝頭へと歩いて行く。三人は、昨日から行動していて、摺子谷が水量豊富で素晴らしかったらしく、今日の鳴谷も絶対いいと、期待感十分。
情報では、落口近くを杣道が通るとなっていたが、それは尾根を抉ってつけられていてびっくり。
地形図で確認したポイントを探し、下へと続くルンゼに入って下降開始。
しばらくは、広くて斜度もそれほどではなかったが、両壁とも立ってきて、ごくごく狭い一点へと導かれていく。
30mロープをダブルでかけて懸垂下降、ロープ一杯ぎりぎりで平坦な所へ着地。下の方の壁が抉れていて、登り返しを心配したが、案の定、帰りは、ちょっと大変だった。
鳴谷に降りると大滝も近いはずだが、ちょっと越えにくい小滝が現れる。あっきーさんが、右岸を空身で越えてロープを垂らしてくれるが、帰りは左岸を巻くと簡単だった。
そして、前方に高い壁と白い噴射が見えてきて、大歓声。
滝前に出てみると、たっぶり注ぐ光を浴びて、最高のコンディションと眺め。高く聳える壁の上から滑り落ちる水が、これでもかというほどに輝かしく爽快。
美しい滝壺に吸い込まれていく姿を見ていると、ああ〜紀伊の滝だと、感慨も一入。折しも新緑に包まれる美しい頃、今シーズンの滝開幕を素晴らしい滝との出会いが飾ってくれた。
久しぶりに、水という命の源を全身で感じ、雑念から解放された気がする。そんな清々しい気分のままいつまでも滝を見上げていたかった・・・
あっきーさん、はんぺんさん、WATAさん、どうもありがとうございました。
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-G5
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH/POWER O.I.S.
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
Panasonic Lumix DMC-FT4
いい感じですねー(^^)
パンダさんならではのルート取りで感服いたします。
私も行きたくなってきました(^_-)
キンゴさん
水量のあるときを狙ってましたが、いい感じでした。
でも、ちょっと反則技で行ってきました。
キンゴさんなら正攻法でバッチリではないでしょうか。
やっぱり滝は紀伊半島ってことでしょうね!
その美しさを最大限に引き出させる貴殿のテクニックが素晴らしいです。
すぎちゃんさん
はい、全国にいいところが一杯あれど、やはりホームが一番ですね。