2013年5月26日
笛吹川 東沢 釜ノ沢
フェルト vs ゴム・・・
この日は、東沢両門ノ滝を目指す滝オフ会に参加。ゴットンさん、サモハンさん、BALさん、はんぺんさん、ふくみさん、ゆかちゃん、そして私の総勢7名で賑やかにスタート。
沢を歩いたり左岸の道を辿ったりして、先ずはホラの貝ゴルジュの入り口。
その綺麗な水を見ていると突入したい誘惑に駆られるが、そんな訳にはいかず一気に巻いて川に降り立つ。
右岸から入る乙女ノ沢の滝は、水量が少なくてちょっと残念。
次の左岸支流の東のナメ沢は、濡れる程度の水量ながら、凄いスケールで見事。
斜めった岩盤は、写真で見る以上に傾斜があり、こんなところでもフェルト組は苦労しているようだったが、ゴム底の私はペタペタと難なく通過。
長くて退屈な河原歩きもワイワイモードでこなし、支流から入る滝が変化をつけてくれる。何より天気が良くてキラキラと輝く沢が綺麗で気持ち良い。
西のナメ沢には、ワイヤーが垂れ下がっていて、皆で登って行く。
上にもあった滝は、それ程見栄えしなかったが、見下ろす沢は、なかなかの高度感と開放感。
長かった河原歩きもようやく終わりといった感じで釜ノ沢の出合。
釜ノ沢に入ると、渓相が変わって流れる水の美しさがさらに増したよう。
魚止ノ滝は、右岸の壁を登って越えて行く。フェルト底は、足を空転させながら強引に登っていく感じだが、ゴム底の私は、フリクションが効いて楽に登れたかもしれない。そう言えば、さっきの大釜の通過で、私の後に続いていたフェルトなゴットンさんは、ズリズリと止まらずに水没していた。
千畳のナメを気持ちよく歩いて、いくつかの小滝を越えると、いよいよ目的の両門ノ滝。
ところが、さっきまで良い天気だったのが曇ってきて、滝に着いて少しすると雨が降り出してしまった。直ぐに止むだろうと待つが、その反対に勢いを増してくる。
仕方が無いので、右の滝を巻き上がって上にあるヤゲンの滝を見に行く。う〜ん、こんな滝にも名前が付いてるのかと驚くが、流れる水は、とても美しい。
戻り出して、上から両門ノ滝を見ると、おお〜っと日が差しているではないか。
慌てて降りて数カット撮影するが、また直ぐに怪しい天候になってしまった。
帰りは、天気が変わったこともあって、沢がまた違った表情を見せてくれる。
ホラの貝のゴルジュの入り口で休憩していると、BALさんが泳いで、ゆかちゃんまで泳いでいた。奥に行くと滝が見えるかもということらしかったが、泳がなくても寒いのに元気一杯だ。
最近は、ゴム底の靴ばかり履いているが、東沢についてはフェルトの方が歩きやすいとの声もあり、かなり迷った。結局、何時もの通りにゴムにしたが、結果としては正解だったようだ。しかし、このアクアステルスの沢靴は、今季限りで無くなるかもしれないらしく、とても困ったことになってしまっている。メーカーさん、何とかなりませんか・・・
ゴットンさん、サモハンさん、BALさん、はんぺんさん、ふくみさん、ゆかちゃん、どうもありがとうございました。
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-GH3
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
Panasonic Lumix DMC-FT4
昨日、池袋の秀山荘に寄って、新しい沢靴(時代遅れのフェルトw)を購入しました。
やはりファイブテンからのステルスソールは、今季限りが決定しているそうです(キャラバンも同じ)。
しかし、同等性能のゴムソール(つまり代替品)は、みつけてあるそうですのでご心配なく(ユーザーでないのでわかりませんが)。
パンダさん、初めてコメントさせていただきます。
また、拙サイトにリンクまでいただきありがとうございました。
パンダさんの撮られる沢は本当に美しい水の色と透明度で、
まさにそこに立って見ているかのように臨場感ですね。
その沢の空気の感じまでもがパソコンで見ている僕に届いてくるようです。
今までもずっと、そしてこれからも、お写真や文章から色々と学ばせていただこうと思っております。
いつの日か、初級な沢か滝で憧れのパンダさんにお会いできますことを願っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
すごく綺麗なお水の色ですね!!
滝も素敵だし行ってみたいです^^
最近ゴムデビューして、傾斜のある岩とかゴムはぺたっとくっつくみたいに止まるのでびっくりしました!
ゴムいいですね*^^*
パンダさん、こんばんは。
ナメ沢のスケールが凄いですね。
ナメも気持ちよさそうです。
そしてフェルトvsゴム、大変興味深く読ませて頂きました。
今度ke-nさんに前鬼川に連れていって頂くことになり、いよいよ沢デビューとなりそうです。
楽しみです。
臆崖道さん
あっちの山、こっちの沢だけじゃなく、今度は池袋ですか!
代替品に何を使うかは、だいたい分かってますね。
売る側は同等性能と言わざるをえないでしょうが、これまで何故使われてこなかったのかを考えると、それは難しいかもしれません。
ただ、食わず嫌いということは多々ありますので、より高性能なソールであることを密かに期待しています。
ke-nさん
リンクの件、こちらこそありがとうございます。
また過分なくらいのお褒めの言葉をいただき、嬉しいやら恥ずかしいやらです。
いつの日かなんて言わずに、機会を見つけてぜひご一緒しましょう。安全に楽しくを心がけていますので、よろしくお願いします。
まいさん
ゴムは、強いところでは飛び切りのパフォーマンスを見せますから気持ちいいですね。
滝自体は、ちょっとショボイ感じもありましたが、綺麗な沢歩きが楽しめるいいところでした。
COOPERさん
前鬼で沢デビューですか!
きっと忘れることのできない体験になると思いますし、そう期待しております。
写真的にも水という被写体は、とても奥深いものです。
紀伊半島とは異なる風景を感じます。
スケールのデカさも素晴らしいですね!
すぎちゃんさん
緩やかに高度を上げていくので、沢散歩といった感じで良い雰囲気でした。大きなスケールの眺めも素晴らしいところです。