2013年9月14日
西俣川 醍醐沢
幻・・・
今回は、あっきーさんが温めていた知られざる大滝を見に行く計画。集まったのは、あっきーさん、BALさん、はんぺんさん、ゆかちゃん、そして私と嫁さん。
巨大な堰堤を越えて沢に降りると、ちょっと様子がおかしい。水が濁っていて、昨夏の野江股谷を思い出す。
渓相は、いい感じで適度に楽しみながらの遡行。
やがて、岩がゴロゴロしてきて水色以外にも様子がおかしくなってくる。
そのゴロゴロは、沢全体を埋め尽くすようになり、それが急傾斜で突き上がっていく。
滝らしいものが見えてくるが、目的の滝とは全然違う。どうやら大崩壊があり、下段が完全に無くなってしまたようだ。
一体どうしてこうなったのか、崩れ落ちた岩々で埋め尽くされたありえないような眺めを前に唖然とするしかない。
それでも、生の灯火を絶やさないように流れゆく水の姿は、殺伐極まりない風景の中での一片の美しさ。
かろうじて残っている上段だけでもこんなに大きく、落下した水は、新たな道筋を求めて流れていく。
戻って、身延川にかかるという雨乞の滝を見に行ったが、後から確認すると、この滝が雨乞の滝かどうか怪しかった。あ〜、やれやれ。
醍醐沢のその名も醍醐ノ滝は、二段75mの大滝だったらしい。情報は殆どないが、検索すると、ほんの少しの写真と動画でそのその素晴らしい勇姿を見ることができる。
あっきーさん、BALさん、はんぺんさん、ゆかさん、どうもありがとうございました。
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-GH3
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
Panasonic Lumix DMC-FT3
Panasonic Lumix DMC-FT4