2009年2月1日

奈良県 東吉野村

 

RICOH Caplio GX100

 

モノトーン…

 

 

大又林道の駐車地に着くと期待した雪は全くない。それどころか歩き出すと前日の雨の影響か林道にまで水が溢れ、多くの一夜滝らしい流れが岩溝を落ちている。雪解けの時のような溢れる水の中を歩いて林道終点、ここからは雪が残っていて一安心。

 

RICOH Caplio GX100

 

登山道に入ると慣れない嫁さんはちょっと苦しそう。後から登ってくる人達に次々と抜かれるが、そんなことは気にせず、冬のハイキングを楽しみながら登って行く。増水している川の徒渉を張ってあるロープを頼りに繰り返し明神滝に到着。白い静かな世界に轟々と滝音がこだまし、凍るどころか勢いのある姿を見せてくれた。

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA16-45mmF4ED AL

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA50-200mmF4-5.6ED

 

PENTAX K20D smc PENTAX DA50-200mmF4-5.6ED

 

明神滝の巻き道から続くルートは傾斜を増し、さらにゆっくりとした足取り。高度が上がるにつれて雪が増え周りの木々も真っ白、低く垂れ下がった枝にびっしりと付いた塊が白い世界をさらに広げていく。

 

RICOH Caplio GX100

 

RICOH Caplio GX100

 

強く冷たい風が吹き抜け、稜線が近いのを感じさせてきた。あともう少しの頑張りだ。最後の斜面をショートカットで越えガスに包まれた明神平に到着。「やったー」と歓声を上げる嫁さん。後で聞くと、途中で何度もくじけそうになったらしい。

 

RICOH Caplio GX100

 

RICOH Caplio GX100

 

ガスが流れ幻想的だが、少し先はよく見えない。強風に他の登山者達も小屋裏に避難している。それでも元気を取り戻した嫁さんは、スノーシューを履いて斜面を駆け上がって行った。

 

RICOH Caplio GX100

2 コメント

  1. K2

    「明神滝&明神平の樹氷」ライブ写真ありがとうございます。毎年私も何度も通っているコースです。初心者向け冬山で人気のコースですが、徒渉も多く、ルートの目印や轍を見難い場所もあるので、先行者がいないと厳冬期は怖そうですね・・・・。(登山道入り口に遭難者の慰霊碑がありますもんね)。
     やっぱり雪が少ない・・・、昨年の3月1日は「七滝八壺」辺りでもかなり雪がありました明神滝の水量は以前秋に見たときより遥かに多いです。解禁待ちの釣り師には悪い情報ではないのですが、夏場の渇水が怖い・・・。奥様もお疲れ様でした。

  2. パンダ

    K2さん、こんばんは。
    14日の午後からまた明神平に行ってきました。今回は雪上キャンプが目的です。
    とろが、このところの暖さで雪はさらに少なく、林の中に残った雪の上になんとかテントを張りました。風も弱く穏やかでしたが、さすがに夜は冷えて氷点下です。
    雪が少なく残念でしたが、いろいろと良い経験ができました。

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