2014年1月25日
谷川連峰
見えたよ・・・
昨シーズン何も見えなかった谷川。今回もかなり微妙だが、はんぺんさん、ゆかちゃん、それにたっくんさんとおさるさん夫妻が集まってくれるというし、ひょっとしての期待を込めて出撃。
ロープウェイを降りたときには、空にまだ青色があったが、しだいに薄雲に覆われて何とも明暗差のない眺めになってくる。
「空と稜線の境目が分からない」なんて言葉が飛び交いながら、ゆっくりと登っていく。ファインダーのないカメラでは、何もかもがフラットに見えるようだ。
熊穴沢避難小屋は、雪の中。
こうやって写真で見ると青空が見えるが、とにかく直射光が全く届かない。
ちょっとしたチョボがあったので、何故か気になり登って遊ぶ。
南寄りには、何か格好いいピーク。
さっきのピークの北(手前)にもピークがあり、向こう側がカール状の地形になっていて鋭いリッジを形成している。
肩ノ小屋が見えてきて、こんなに近くにあったのかとびっくり。昨シーズンに来たときに探したが、ガスで全く分からなかった。
フラットな光線がちょっと残念だが、トマノ耳からの素晴らしい眺めを初めて目にする。
オキノ耳へと続く雪庇の張り出した稜線が、見事。
ふり返って見るトマ方面は、一段と素晴らしいかも。
岩に走るエビの尻尾が、これまたいい感じ。
しろくま発見。
iPhoneとカメラをWi-Fiで繋いで記念撮影をしようとするが、iPhoneが冷えているのか、動作がおかしい。
写そうとしている訳ではないが、何故かシャッターが降りてしまう。
結局うまくいかず。
そんなこんなで遊んでいると、光が差してきて、辺りが一斉に輝き出す。
帰って調べてみて分かったが、鋭いエッジを形成する奥のピークは、俎嵓(まないたぐら)。手前のピークは、オジカ沢の頭と呼ばれるらしい。行ってみたい。
トマノ耳に戻り、肩ノ小屋まで降りて昼食休憩にしようと話していると、たっくんさんが何やらザックから取り出したかと思ったら、肩ノ小屋まで華麗?に滑っていく。
腹もふくれたので、下山開始。
たっくんさん、またまたエアーボードでまっしぐら。
続け続けと、ヒップそりに尻セード。
最後まで滑って降りてしまった。
谷川は、位置的に考えても厳冬期に晴れるのは、少ないだろう。それでも、真っ白で何も見えなかった昨シーズンと較べると一歩前進。何より、天気なんか二の次と思わせるような仲間達との楽しい山行だった。
おさるさん、たっくんさん、はんぺんさん、ゆかさん、どうもありがとうございました。
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-GX7
LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
ありがとうございました!
憧れの谷川。空はともかく、遠くまで広がる絶景とわいわいとはしゃぎながらの登山、最高でした!
オキノ耳からみたトマノ耳の写真、空が薄い夕焼けのようになっていて良い感じですね。
集合写真、こんなにたくさん撮れていたとは・・・あれ、しろくま!??でしたっけ??
はんぺんさん
あれ、しろくまではなかったですか。ではでは、なんやたんでしょう・・・
言われると、夕暮れのような空になってますね。そんな眺めやあんな眺めに囲まれて、とても楽しい一日でした。
またよろしくお願いします。