2014年4月28日
那智川本谷 東ノ谷



しとしと・・・


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黒蔵の翌日は、予想通り雨。ではなくて、夕方まで持つはずが、朝からもう降ってる。しかたがないので、難所のありそうな所は避けようということに。



那智川の上流は、台風の被害が、まだ残っているようで、少し荒れている。





那智二ノ滝は、相変わらずの美しさ。落口から放たれた水が膨らみ、優雅な線を描いて落ちていく。滝壺に光りが差し込まないのが残念だが、しっとりとした佇まいで魅せてくれた。







三ノ滝は、その流れが、こぢんまりとしてしまったように感じる。それより何より、あのどこまでも深く、神秘的な壺を今は見ることができない。





一ノ滝にも寄ってみる。はんぺんさんが、落差133mも無いだろうと、地形図と睨めっこして、ああだこうだ。う〜ん、どうだろうか。



この後、大門坂駐車場の東屋で、昼飯を食っていると、雨が強くなってくる。どうしたものかと、うだうだしていたが、少し小降りになってきたのを見計らって、再出発。

陰陽ノ滝への遊歩道は、えらいことになっていた。



陰陽ノ滝もひさ〜しぶり。以前より落差が大きくなり、滝の存在感が増したように感じたが、滝壺の水位が、かなり下がって、たしかに大きくなったみたい。





とても暗く、思うように撮影できなかったが、正直、こんなに素晴らしかったかと、その姿に打ちのめされた。



一日中、しとしとと降り続く雨の滝巡り、それでも、しっとりとした美しい滝姿は、雨ならではかもしれない。悪天に萎えそうな気持ちは、仲間達との楽しい滝行が吹き飛ばしてくれる・・・

あっきーさん、はんぺんさん、ゆかさん、どうもありがとうございました。



撮影機材

OLYMPUS OM-D E-M1
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

Panasonic Lumix DMC-FT4

6 コメント

  1. “すぎちゃん”

    紀伊半島を愛し続けられるお気持ちは誰よりも強いと感じます。
    一ノ滝の構図、流石ですね!

  2. パンダ

    すぎちゃんさん

    ありがとうございます。
    誰よりも強いかは、分かりませんが、私にとって特別なところであるのは、間違いないです。

  3. デジマン

    御無沙汰しております。
    相変わらず精力的に、山、滝と行っておられますね。

    三の滝は、一昨年夏に行っていますが、苔痕が黒ずんで、苔が全くなかったですが、緑の苔は大分戻っている様ですね。
    滝壺は、相変わらず埋まっており、災害前より落差も低くなり、水流も変った感じがしますね。

    実は、災害前にも行ったのですが、間違って西の谷の方に行ってしまいました。
    落差18mのベムの滝ってのがありましたが、空腹で本谷に行かなかったのを後悔しています。(笑)

    逆に陰陽ノ滝は、落差は確かに増してますが、滝姿は綺麗なままで安心しました。

  4. COOPER

    パンダさん、こんばんは。

    陰陽の滝、素晴らしいですね!
    春にも訪れるべきですね。
    遊歩道のところは凄いことになってましたね。

    別記事ですが、今年の雪山は八ヶ岳を満喫されたようで、
    毎回たくさんの綺麗なお写真にわくわくさせられながら
    冒険記を楽しませて頂きました。
    3/15はニアミスでお会いできず残念でした。

  5. パンダ

    デジマンさん

    こちらこそご無沙汰しております。
    最近は、各地に遠征されて、いい滝見をされているようですね。

    三ノ滝は、本当に残念な姿になっていました。
    それでも、苔の再生等、少しずつでも以前の姿に戻りつつあるとのコメントをいただき、とても嬉しいです。

    滝姿が、思わぬ方向へと変わってしまうのは、自然の力そのものなんでしょうが、また、自然の力で再生されることを祈りたいと思います。

  6. パンダ

    COOPERさん

    陰陽の滝への遊歩道の状態には、かなりびっくりでした。
    滝が綺麗な姿で残っていてくれたのは、良かったですが、直ぐ下流までの状態を見ると、ちょっと複雑な気持ちになります。

    陰陽の滝は、四季それぞれで、素敵な姿を見せてくれるように思います。水量の多い今なら、特に見応えがあるんではないでしょうか。

    3/15は、本当に残念でしたね。またのチャンスを楽しみにしております。

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