2014年6月22日
九頭竜川 荒島谷川
まさに幻・・・
あっきーさんとWATAさんが、滝の掲示板のオフ会に参加するというので、急遽、飛び入りで参加させていただいた。道の駅で、のぶさん、瀑岐さん、はなごやさん、Lumixさんとご挨拶し、7名で向かったのは、荒島岳しもやま登山口付近。
大垂滝は、旧しもやまコースから遠望、そして接近できるらしかったが、今では、荒島谷川沿いに林道が延びているので、その林道を歩いて行く。
雨がパラパラと降る生憎の天気の中を進んでいくと、左岸に七ザコと呼ばれる滝が見えてきて、それは、見たこともないような光景。
残った雪渓が作るスノーブリッジの下を滝が潜り抜けてくる。ガスが立ち込めるのと相まって、なんとも幻想的。
標高600m程度だが、ユリのみならず、ニッコウキスゲまで咲いていて、ちょっと驚き。さすがに豪雪、寒冷地という感じ。
またまた、左岸から鳴きザコ沢が、滝となって出合う。両岸狭まった奥に落ちる姿は、なかなか格好いい。
二俣からは、本流と思われる右俣へと入っていく。
3m程度の滝を右岸から巻く。
すると、大垂滝の下段が見えてくる。
下段だけでも綺麗だが、上段が見えない。僅かな狭い棚を見つけて、そこから上段を合わせた姿をなんとか撮影。
上段へのルートとして、右岸は、絶望的。左岸は、なんとかなるかもだが、やってみないと分からない感じ。瀑岐さんが、かなり探ってくれていたが、難しいと戻ってきた。
そこで、対岸の尾根へと急斜面を登り、やせた尾根を辿ると、大垂滝が良く見えるポイントがあり、そこからは、素晴らしい眺めが展開。
よく見ると、ここにもニッコウキスゲが、咲いている。
この遠望地は、非常に狭く、一人ずつ交替で撮影。そればかりか、ここは、毛虫の楽園でびっくり。あっきーさんが、後で調べてくれたところによると、マイマイガと呼ばれる毒蛾が、大量発生しているらしかった。
帰りに下段滝をもう一度撮影。
できれば、上段を目指すつもりだったが、それにトライすることなく終わった。上段の滝下にあまり魅力を感じなかったのもあるが、対岸の尾根からの眺めの素晴らしさに満足したのかもしれない。段になって抉れたような岩盤を豊かな植生が覆い、そこを流れ落ちる滝は、何より美しかった。
まぼろしと呼ばれる大垂滝、上段は、まさに幻・・・
あっきーさん、のぶさん、瀑岐さん、はなごやさん、Lumix、WATAさん、どうもありがとうございました。
撮影機材
OLYMPUS OM-D E-M1
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH/POWER O.I.S.
Panasonic Lumix DMC-FT4
これまた、本当に素晴らしい写真の数々。
那ぁさん
いつもお褒めいただきありがとうございます。
これからも頑張って撮影したいと思います。
撮影中は雨降らなかったので良かったですね。あの角度からのポイントが一番だったと思います。紅葉は綺麗でしょうね。
紅葉もみてみたいところですが。
毛虫の大群だけはぞっとします。
あっきーさん
毛虫の多さにびっくりでしたが、あのポイントから滝を眺めることができ、何よりでした。
林道沿いから滝まで、紅葉的には、かなり期待できそうですね。
チャンスがあれば、見てみたいです。