2014年11月3日
大島川 干水沢 木曽川 松淵沢
最後の秋・・・
11月に入り、中部地域の紅葉滝もそろそろ終わりか。
今日は、またまた、はんぺんさんとゆかちゃんと滝巡り。糸瀬山百間滝に狙いを定めるが、その前に高森町の不動滝を訪ねる。
滝に着くと、全く陽が差してなかったが、上の方だけ明るくなってくる。
あまりゆっくりもしていられないが、光が降りてきて水が躍動しだすので、なかなか離れることができない。
結局、全体に光がまわるまで滞在してしまった。
さてさて、百間滝へと向かうが、中央アルプスの南側をグルリと廻って西側まで走るのは、結構遠い。それでも木曽川沿いの紅葉風景は、なんとも素晴らしく、とても贅沢な紅葉ドライブ。
林道が松淵沢を跨ぐ地点に到着し、堰堤を越えて遡行開始。
松淵沢は、滝があるのかと思うような穏やかなルートだが、最後の方で壁が立ってきて、大滝を予感させる。
そして、百間滝の登場。紅葉的に少し遅いかもと思っていたが、枯れ出している木があったりと、やはり一週間遅かった感じ。それでも十分に美しい。
良い天気なのに滝上だけ雲があるという、よくあるパターンになってしまっているし、近付くと上部が良く見えなくなると思い、少し粘ってみる。すると、期待通り雲が流れて濃い青空が広がっていくが、それは、雲がぶっ飛んでいく狭間の一瞬のこと。
滝下からは、思った通り上の方が良く見えない。しかし、その大空間は、そんなことは関係ないと思える程に素晴らしい。大きく広がる秋景色と滝のコラボが、最高。
相変わらず陽が差したり陰ったりと難しい状況が続くが、まあのんびりと楽しむ。
やがて、どっぷりと陰ってしまい、もう終わりかと思ったが、最後にほんの少しの間だけ光が放たれ、最高の秋を見せてくれた。
水風景を覆い尽くすような美しき色。一年を通じてほんの短い間の華やぎは、まだまだ知らない所で繰り返されているのだろう。そんな瞬間との出会いをこれからも追い求めたい・・・
はんぺんさん、ゆかさん、どうもありがとうございました。
この後、紀伊半島へ帰り、「秋の終わりは紀伊の滝」と締めくくりたかったが、腰を悪くしてしまい、全く動けなくなってしまった。歩くのもままならない状態が続き、私にとって長く辛い療養生活が待っていた。
撮影機材
OLYMPUS OM-D E-M1
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
OLYMPUS OM-D E-M10
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
これ以上ない鮮やかさですね!
本当に素晴らしいです。
腰を痛められていたとは存じ上げず申し訳ありません。
ただ冬山行の情報は得ていますので完治されたと安堵しています。
とにかく癖にならないよう大事になさって下さい。
すぎちゃんさん
ありがとうございます。
若い頃から腰には爆弾をかかえていまして、この年になると気を付けないといけませんね。体重過多が最もおおきな原因かもです。
そんなことで、シーズン最後になってしまいましたが、紅葉滝としては、とても大きなもので、素晴らしい眺めでした。