2015年1月24-25日
大峰山脈


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やっぱり綺麗・・・




熊渡に到着しましたが、辺りはまだまだ真っ暗です。
他にも準備されてる方が居られました。
COOPERさん、アンニョンさん、マコサーフさんでした。
初めましての嬉しいご挨拶です。

こんな風に撮ってみたいなと思う素敵な写真のブログをいつも楽しみにしていて、きっとどこかでお会い出来るだろうと思っていました。そして、私より遙かに喜んでいたのはパンダでした。自分と同じ様な方向性の方との出合いはあまり多くないので、いつになく嬉しそうに会話してました。

もっと話をしていたかったみたいですが、なにぶんのんびり歩きの私達なので、これからの行程も気になります。
そろそろ行くで〜のオーラをかもし出します。予定のルートも私達と同じとの事でしたので、また後ほどに、という感じで先に出発しました。


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カナビキ尾根には急坂を一直線に延ばしたトレースがありました。


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尾根最後の急登を前に先に出ると、サラサラでたっぷりと積もった雪との格闘です。


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ハイハイ歩行で川合からの出合を目指して頑張ります。
パンダはというと、いつもの如く、深雪に足を取られてもがき苦しんで撃沈してます。
その後、何組かのパーティーが登って来られました。


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空を見上げると、太陽の光が霧氷をきらきらに輝かせてます。
休憩もそっちのけでカメラを向けます。
気付けば、皆さん出発されていて最後尾です。


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夏道を辿り進みますが、あちらこちらの綺麗な霧氷に目移りしてしまって、超スローペース。前方には、同じく撮影を楽しみながら超スローペースなCOOPERさん達が居られます。

そりゃぁこうなるかなぁ…なんて妙に納得しながらもなんだか嬉しくなります。


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高崎横手でCOOPERさん達に続いて休憩をとった後、明星ヶ岳へ。
雲ひとつ無い空が、霧氷と滑らかな雪面を眩しいほどに輝かせます。
その輝きが空をより深く蒼く見せくれてる様は何度でも感動します。
パンダ風に申し上げますと、「あぁ〜、来て良かった」かな。


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明星ヶ岳へは、霧氷のトンネルを潜るように進みます。


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八経ヶ岳へと続く稜線を眺めての休憩は、最高の気分です。


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前のように明星にテントを張る案もありましたが、この天気を逃すわけにはいきません。再びCOOPERさん達に続いて進みます。


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蒼い空とゴツゴツとしたエビの尻尾の間を抜けてまだまだ感動と撮影の歩行が続きます。
時折、「くはぁ」というパンダの唸り声とCOOPERさん達の雄叫びが何度となく聞こえてきました。


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ようやくたどり着いた山頂からは、周りのお山が見渡せて最高の景色です。

ここでも撮影に忙しいパンダですが、今日はCOOPERさん達との記念撮影も楽しんでました。


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そして今朝、カナビキ尾根を先行して下さっていた、単独の女性が続いて登って来られました。

お話させていただくと、頂仙岳にも登って遊んできたそうで、驚きです。カナビキ尾根の急坂を一直線に延ばして、また的確に巻き道を捉えて進んでいたトレースにも感心しましたが、いやはや、本当に凄い女性です。


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八経ヶ岳を後に、弥山への登り返しを進みます。


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皆さん、満点の笑顔で弥山に到着です。


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ここからは、時間との闘いです。夕暮れの時を気にしながら、慌ただしくテントを設営してスタンバイします。

ところが、さっきまで何も無かった空に雲がどんどん流れ込み、刻々と赤く染まっていく太陽のほとんどを覆いつくしてしまいます。何か薄暗く不気味さをも感じました。


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すっかり日も沈んでしまった頃、頭上に綺麗なお月様が見えてました。


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夜中、強く吹き付ける風にテントが煽られましたが、迎えた朝はとても穏やかで静かです。
テントから辺りを覗いてみると、COOPERさん達はすでに撮影をされてました。
準備にあれこれ時間のかかるパンダを急かして、テントから飛び出します。


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静かな空間にパンダの押すシャッターの音が聞こえます。


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とても綺麗な朝焼けを楽しむことができました。


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COOPERさん達に下山の挨拶をしますが、またまたパンダは会話が弾んでしまいます。
仕方ないので、再び、そろそろ行くで〜のオーラをかもし出してようやく出発です。


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狼平を過ぎた頃には、昨日とは全く変わってしまった景色の中をとぼとぼと下山しました。


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今シーズンは私のなかで、弥山、八経ヶ岳へ行く事を優先にしてたので、歩く事が出来て良かったです。
ましてや、とても綺麗な情景をたくさん見ることができました。
今年の雪山はもう満足かなぁと思えるような、二日間でした・・・

COOPERさん、アンニョンさん、マコサーフさん、どうもありがとうございました。



撮影機材

Panasonic Lumix DMC-GM1
LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.

OLYMPUS OM-D E-M10
UMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.


撮影機材データ1

撮影機材データ1



撮影機材データ2

撮影機材データ2



撮影機材データ3

撮影機材データ3



5 コメント

  1. COOPER

    パンダさん、スモールパンダさん

    こんばんは!
    突然のご対面には驚きましたが、ようやくお会いすることが出来、嬉しく思います。
    色々とお話も出来て楽しかったです、ありがとうございました。

    カナビキ分岐から続く繊細な霧氷や、明星~八経ラインの豪快な樹氷。
    迫力あるお写真の数々を拝見すると、暖かくなった今でも、
    はや来シーズンが待ち遠しく、想いを馳せてしまいました。

    夕景3枚目のガスとピンクの樹氷の釈迦ヶ岳が素晴らしいですね!
    高崎横手の1枚前の、斜面に伸びる光と霧氷の一枚も好みです。

    あと、ブログのデザインも一新され、大きくなった写真はさらに迫力が増し、
    拝見していてとても気持ちいいですね!
    初の試みでしょうか、スモールパンダさんの違った目線から綴られた文章も、
    わくわくしながら読ませて頂きました。

    八ヶ岳は天気が合わず残念でしたが、また来シーズン、ご一緒出来ることを楽しみにしています。

  2. スモールパンダ

    COOPERさん、こんばんは。

    リニューアル記念というわけでもないのですが、今回初めて書いてみました。
    楽しく読んでいただけたのなら、とても嬉しいです。

    明星から弥山への稜線は、何度歩いても気持ちがいいですね。しかも、あんなにいい天気だったのは、皆さんの想いが通じたのでしょうか。

    また、お会い出来るのを楽しみにしています。

  3. パンダ

    COOPERさん、こんばんは。

    昨シーズンは、行くことができなかったので今シーズンは是非ともと思っていました。
    やはりこのルートは、何回歩いても新たな感動を与えてくれますし特別です。

    そんなところをご一緒に歩くことができ本当に嬉しかったです。
    すっきりとした天気になるチャンスが少ない弥山ですから、やはり狙うのは同じ日と言いますか、何か導かれたような気もします。

    来シーズンの冬もまたご一緒できる機会を楽しみにしていますが、沢の方にも後少し踏み込んでみるのもいいかもですよ。
    なんて誘っておきます。

  4. “すぎちゃん”

    冬の弥山・八経はやはり独特の美しさがありますね!
    リニューアルされたサイトを楽しませていただきます。

  5. スモールパンダ

    “すぎちゃん”さん、こんばんは。

    いつもありがとうございます。
    今回も感動いっぱいの二日間でした。
    サイトですが、まだ試行錯誤の段階です。
    楽しんで頂けたら嬉しいです。

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