2015年3月21-22日
北アルプス


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不発・・・



今回は、朝夕のドラマに期待して唐松岳。リフトを降りると直ぐに良い眺めなんであるが、う〜ん、ちょっと霞んでる。


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しばらくは暑い暑い、ゆかちゃんは上着を脱いで、はんぺんさんは逞しい腕を見せびらかして行進。雪が柔らかく、時々、お決まりのようにズボッ。


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風が出てきたのか、上着を着用。


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おぉ〜っと、フードまで被ってる。状況の変化が激しい。


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丸山ケルンを越えると雪質が一変。固い雪面が歩きやすい。


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唐松から不帰、五竜が迫ってくるが、霞んだ空気に冴えない。


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そして、後立稜線に乗り上げると、そこからは剱が最高。いやいや最高の霞の中。


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嘆いてもしかたがないので、とりあえずテントを張る場所を探してうろうろ。吹き抜ける風を避けることが出来る良い場所は無かったが、小屋東側に小屋の高さ程までの吹きだまりがあり、ここなら風の影響が弱そうと決定。

スコップがなかなか入らないカッチンコッチンの雪を三人で頑張って整地。


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やっと完成。ひさ〜しぶりの三人用Skylight。ちょっと天気がましになったかも。


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夕暮れ時、そろそろ行こうと唐松山頂へ。


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やっぱり霞のせいか良い色にならない。


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力弱きお日様。それでも、この時は美しく、見つめる先に何を想うのか。


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元気にポーズをとっているが、かな〜り寒い。


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霞の中へ静かな静かな幕切れ。


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テントで宴を楽しんだ後は爆睡モードといいたいところだが、強風に揺れるテントと音に時々目が覚める。それでもよく寝ていたように思うが、はんぺんさんは、遅くまで寝られなかった様子。

朝もお日様が昇ってきてくれる。しかし、やはりパワー不足。


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紅く染まる剱、それが今回の最大の目的だったが、それを見ることはできなかった。残念・・・


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昨日の段階では、朝も唐松に登ろうと言っていたが、相変わらずの状態にパスして下山開始。


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霞はとれないが、安定した天気がありがたく、眩しき雪の山を楽しむ。


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雨が流れたのか、雪面に走る幾本もの筋も美しかった。


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条件さえ良ければ、あまり苦労なく稜線に立てるここは、その素晴らしき眺めとも相まって最高のロケーション。今回は不発に終わったが、まだ見ぬドラマをとらえに、また訪れてみたい・・・

はんぺんさん、ゆかさん、どうもありがとうございました。



撮影機材

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II


2 コメント

  1. スロ

    なるほど
    謎のコメントの意味が分かりました
    まさに、あの場所でしたよ、なんだか面白いなぁ
    パンダさんたちが苦労して設営されたテント跡
    翌週に私が寝っ転がってたなんて
    ニアミスなんかよりも偶然度が高いかも(笑!)
    おかげさまで、風も避けてうどんを頂きながら
    輝く剱岳を堪能することができました(ふふふっ)

  2. パンダ

    スロさん

    そうですかそうですか。ふふふっでしたか。
    まあ悔しいですが、それは置いといて・・・

    本当に不思議というか偶然度高いというか、あの写真を見たときは、またまたあれれ〜でした。

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