2015年5月2日
蓮川 絵馬小屋谷

ゴルジュを覗け・・・
二ノ俣谷、光谷と無事にこなし、お次は絵馬小屋谷。絵馬小屋谷と言えば蓮川だが、古い資料を見ると蓮川ではなく大又川となっているが、本当のところはどうなんだろうか。
この日は、参加者が増えただけでなく、野江股に入るパーティや釣りの方もいて、林道奥の駐車地は、とても賑やか。野江股に入ったのは、あのzippさん一行だと後で知り、ご挨拶できなかったのが残念。

岩を乗り越えるだけでもヨイショっとしんどい。既に体はふらふらだが、五所ヶ滝までの予定なので、まあ何とかなるかという感じ。

光谷に続いて行合。こっちの方が両岸高いかも。



観音滝で当然のように休憩。光の関係から帰りにまた寄るような気もするが、とりあえず撮影。周りの緑と鋭い岩を流れ伝う水が、なかなか綺麗。






そして、両岸グーっと迫り、前方塞がる期待の場所。

五所ヶ滝ゴルジュの入口に出てみると、本当に驚いた。そこにあるのは、想像を遙かに超える造形の妙。
滝上にも開いている大きな空洞は一体何だ。かつてそこにも水が流れていたのか。あまりに不思議な景観と行き詰まり感、そんな大自然の驚異に圧倒されてしまう。



五所ヶ滝ゴルジュを覗き見るには、右岸から巻き上がらないと良く見えないとされる。しかしながら、右岸巻きは、やや厳しいらしく、今回は左岸から巻き上がって右岸を下降する作戦。
そんなことで、左岸から滝上へと出てみると、そこには穏やかに流れる淵があった。

この穏やかな流れから一転。狭〜いところを急降下して五所ヶ滝ゴルジュが始まる。

ゴルジュに沿った右岸は、急傾斜で下っていてロープが必要と思っていたが、実際には歩いて登下降できる程度の斜面。それでも中を覗くためには、際どいところに立つ必要があり、ロープやスリングで確保しながら撮影。

岩盤には幾筋もの模様が刻み込まれ、その間の狭き通路を水が滑り落ちる。この模様が意味するところは何だろうか。


少しの間カーブを描いて落ち着いた水は、またまたチョックストーンの際から滑り落ちていく。

そして、流身を捻らせながら狭い出口へ。これまた圧巻の眺め。

出口の周辺は、もの凄い眺めとしか言いようがない。水の流れだけでこんな風になるとは、とても理解することができない。


下から見た最下段上の空洞は、空洞ではなく抉り取られ磨かれたような大きな溝であった。もう全てが謎に満ちていると思えるような景観。五所ヶ滝が、これ程のものとは想像だにしなかった。

ゴルジュ右岸沿いには、zippさん情報によると、支流からいくつかの滝が落ちているらしかったが、その中で近くに見えている柴小屋滝に寄ってみた。新緑を纏った滝に丁度光りが差し込み、キラキラと輝く姿が、五所ヶ滝と対照的な美しさ。


谷を戻ると観音滝にも光が廻っている。往きとは違う滝姿を見て、やはりシャッターを切ってしまう。



まさかまさか、五所ヶ滝がこんなに凄いとは思ってもみなかった。上から見ただけでも、その凄さは写真という小さな枠に収めるのはとても難しい。そればかりではなく、真の姿を拝むには、ゴルジュの中に降り立たねばならないのかもしれない・・・
あっきーさん、江戸切子さん、臆崖道さん、山ノ神さん、はんぺんさん、ひこさん、ゆかさん、WATAさん、どうもありがとうございました。
撮影機材
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
Panasonic Lumix DMC-FT4







パンダさん、こんにちは。
ご無沙汰しておりますが、いつも感嘆の気持ちで拝見させていただいております。
今回の五所ヶ滝、岩の造形だけでもゾクリとするような迫力ですね。
深そうな淵を彩る水の色も美しく、
こういう滝は僕自身も大好きですので、
それをパンダさんの写真と色で見せていただき感動です。
う~ん、まんだむ。じゃないけど、あらためて唸らされます。
レゾリューションの追及、偽色の排除、そういったところのこだわりを称賛するのは今更なので触れませんが、背景の青空と新緑の葉の色も見事に残されています。730,675,817,892 etc…
比して私の絵はそれが破綻しています。
どこかのブログで誰かが「写真のこだわりを捨てる」とかほざいていますが、ここまで入念に描かれた(おそらく機材の差ではなく、暗室でのこだわりがそれを実現できたように思います)のを目の当たりにしますと、単なる負け惜しみに聞こえてしまいます。
負けた~
これ、三脚っすか?手持ちっすか?何にしろ、おそろしく鮮やかでビビりました♪
ke-nさん
ありがとうございます。
ここの造形は、本当になんとも表現に困るようなとんでもないものでした。
何故にこうなったのか、水の力はあるのでしょうが、それだけではないように感じました。
それが一体何なのか興味は尽きません。
臆崖道さん
デジタル暗室での処理なくして画の完成はありえませんが、それだけで背景を再現することは非常に難しいです。
と言いますか、あの場所であの光線状態なら現在のデジタルカメラでは不可能だと思います。
ですから、撮影時に一工夫も二工夫も必要になりますし、じゃまくさいですが、これをしないと無理です。
powさん
一眼で撮るときは、基本的に三脚です。
時に手持ちもありますが、今回のは全て三脚です。