2018年1月6-7日
八ヶ岳

22_1073438

狭き…


冬の八ヶ岳。もうあまり細かいことは覚えてないが、とにかく雪が少なかった。編笠山の岩が露出した最後の登りは、まるで夏山のよう。

01_1063081 02_1063095

下界は天気が良さそうだが、八ヶ岳連峰は雲の下。

03_1063108

さて、行きますか。慌てることは全くないが、先へ進む。

04_1063135 05_1063144

天気が悪く霧氷感もない眺めが寂しい。

06_1063153 07_1063174 08_1063183

青年小屋前にテントを設営。内部は国産の山岳テントに較べると余裕があるサイズだと思うが、それでも大男三人では狭い。夜は外部気温氷点下15度程度にも関わらず、テント内は熱気に満ちていた。

09_1063207

夜が開けるとスカッと爽快。澄んだ青空が気持ち良い。

10_1073219

今日、目指すのは権現岳。オッチラオッチラと登ってゆく。

11_1073237 12_1073297 13_1073314

聳り立つ鋭峰はギボシ西峰だろうか。

14_1073339

ギボシへと続く稜線は急峻な地形をしていて普通に進むのは難しい。ここは巻いて進むルートが確立されている。

15_1073360

その巻きルートを雪が覆えば危ういルートと化すが、これだけ雪が少ないと全くもって無問題。

16_1073378 17_1073381

ギボシの南側をトラバースして東の基部に出る。見上げるギボシはトレースが消えていて、これはまたとないチャンス。

18_1073393

ここだけは素晴らしい雪山感。雪に埋もれて、それを蹴散らすように這いつくばるように登って山頂にピッケルを突き刺す。

19_1073408

続いて、江戸切子さん、はんぺんさんも登頂。

20_1073414

山頂は三人が立てない程に狭く、まさに頂の中の頂。

21_1073435

澄んだ空の下、素晴らしい眺めを満喫。狭き場所に居る我々が、無限大な何かに包まれてゆく。

22_1073438 23_1073441

振り返って見るギボシ 。

24_1073454

南八ヶ岳主稜線から。

25_1073480 26_1073529

そして権現岳。阿弥陀、赤、横、硫黄、ここから眺める峰々も素敵。

27_1073541

帰りは青年小屋から西岳周りで下山したのだろうか。よく覚えてないのだが、残っている写真が西岳辺りから写したもののように思える。

28_1073564

雪が少ない冬のお山は、印象に欠ける山だったことは否めない。それでも、ギボシのトンガリはとても印象的で、その時のことが今でも鮮明に蘇ってくる…

江戸切子さん、はんぺんさん、どうもありがとうございました。

撮影機材
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II
LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6

コメントを送信