2018年5月3日
大峰 北山川 竹原谷
雨の後に…
最終日は江戸切子さんと私の二人。降り続いた雨が上がって、チャンス到来といった感じの爽やかな朝を迎える。
この日の狙いは、80m以上あるような大滝がかかっているらしい竹原谷の左股。竹原谷に入って二俣から左俣を見ると、連瀑を流れ降る水量が良い感じ。
小滝を越えて次の滝も巻きこえるとまた滝。下の滝はやり過ごした(帰りに撮影)が、ここでは二条の美しいたたずまいに惹かれてカメラを出す。
この滝の突破は、左岸小さ目の巻きルートを模索。ところが、これが意外と難儀で、ちょっと苦労して滝上ヘと降り立つ。すると、先に見えるのは壮大と言えるような見事な眺め。
光がさんさんと降り注ぐ中、輝く緑を割って水が大噴射。それは生命感を感じさせる淀みない流れ。ここもまた二俣になっていて、写真では分かりにくいと思うが、肉眼では右にも滝がかかっているのがハッキリと見える。
滝下は、ちょっと荒れていて極上の空間とはいかないが、目前に展開する眺めは凄いの一言。
しだいに雲が多くなってきて光が弱くなってくる。それでも、その躍動感は衰えることがない。
さてさて、十分に楽しんだので右の滝へ。竹原谷左俣右俣かな。こちらは優しく流れ落ちる様が美しく、ひっそりとした空間に拡散する程よい粒子が心地良い。
次は、右俣の四王滝。地形図を見て中間尾根を越えられそうだったので、二俣へと戻らずに尾根越えで四王滝前へとダイレクトに降りた。
う〜ん、素晴らしいかも。水量が多く、右にも滝が出現して二条の滝に変身。重力に逆らって盛り上がる噴射から滝下まで、非の打ちどころがないような美しくも迫力の流れ。
さて、この滝はなんだろうか。写真を見ても思い出すことができない。撮影時間的には四王滝から離れていないと思われる。
沢を降って戻る。前回に難儀したので気をつけていたつもりが、またまた同じところに吸い込まれてしまう。何やってるんやと情けなくなってしまうが、今回は道具があるので懸垂で難なく下降。そして右俣最初の滝を撮影。
再度左俣に入って、往きに飛ばした滝も撮影。
戻って二俣。まだまだ水の勢いが衰えていない。
下に続く溝状の滝。
林道終点からの竹原谷最初の滝。
2018年GWの滝予定最終日、雨後に訪れた滝達は、生命感みなぎる姿で迎えてくれた。好天と水量が合致する数少ない機会に巡り会えたことに感謝…
江戸切子さん、どうもありがとうございました。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.