2017年3月11-12日
北アルプス
再びの夢…
一段落した感じだったが、はんぺんさんとゆかちゃんが声をかけてくれたので、再び山に向かうことに。北ア方面も穏やかな天気になりそうだったので、昼から安直路線で新穂高ロープウェイに乗る。
思ったより雲が多いかも。
小屋から離れたところに、ゆったりとテントを張る。良い天気のはずが、何時の間にか辺りは一面のガス。
もうダメだろうとテントでゆっくりとしていたが、ふと外を見るとガスが晴れてきていて、テントシューズのまま斜面を登る。
ガスが、どんどん晴れていくだけでなく、下層には雲が残り絶景を予感させる。
そして、光を浴びた西穂稜線が染まり出す。
これぞ大自然の不思議。またガスが流れてきて、違う色で魅せてくれる。
下の写真のシャッターを切ったのは、上の写真の撮影から僅か1分後、Lightroomの現像設定も同じ。
多くの方達が、この光景を拝もうと登ってきていて、あちこちで歓声が飛び交う。
アーベントロート、そんな美しいドイツ語が似合うクライマックス。
翌朝は霞の影響か、控えめなモルゲンロート。
明るくなっても、なんとなく霞んでいる。
独標に立つと、もう十分に素晴らしい眺め。どうするか思案したが、折角なので西穂山頂を目指す。
山頂に近付くにつれ、スッキリしてきてラッキー。
穏やかな頂に感謝。
下山途中に振り返ると、さらにスッキリ。
西穂君もスッキリしたバックに、一段と嬉しそう。
かつて、西穂稜線から見た朝夕は、とても印象深いものだった。今回のシーンからも、感じたのは生の証。そんな夢色を、後何回見ることができるだろうか…
はんぺんさん、ゆかさん、どうもありがとうございました。
撮影機材
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II