2017年4月30日
台高 中奥川 戸倉谷


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ゴルジュも春色…




GW二日目も中奥川。

戸倉谷とは、南紀の立間戸谷と同じような意味から名付けられたのだろうか。
大きな戸の底、そこを辿る者を迷わせるような怪しい渓相が、序盤からいきなりといった感じで始まる。


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最初の難所?
極めて難しい左岸のヘツリか、観念して泳ぐか。

その何れでもなく、右岸を登り上部の岩との僅かな窪みを這いつくばって抜ける。


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抜けると、戸倉最初の顕著な滝。


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岩に囲まれた壁が上へと続いてゆく様に、ただならぬ雰囲気を感じるところ。


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この滝の右岸巻きには、ちょっと悪いトラバースがある。
はんぺんさんにビレイしてもらって進むと、前回は意識しない感じであっけなく越えたが、今回は何故かちょっと緊張する。
やはり、その時の条件の他に、精神面を含む体調の影響が小さくないのかもしれない。


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トラバースを終えると最初の滝の落口、その先で直ぐ次の滝がかかる。
写真で伝えるのは難しいが、単に狭いだけでなく、高い壁が屈曲してゆく様が圧巻。
まさに、迫力のゴルジュ。


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この滝の巻きも、はんぺんさんにビレイしてもらって、左岸リッジにロープを伸ばす。
落口上のトラバースは、カムのランニングが三点ほど決まり、ロープが綺麗なラインを描く。


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巻き越えてもゴルジュが続くが、下の滝前ほどの威圧感はないと思う。


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ヌルヌルの大岩越えに大騒ぎ。


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そして、ゴルジュの中を美しく躍動する水が滑る。
曲がりくねっている故に、全景をとらえることは難しい。


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途中まで水線沿いを辿ることができるが、上部は右岸から巻く。
巻き上がると、僅かな平流があり、その向こうに二つの滝が合わさるのが見える。
そこは、戸倉の安息地。


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この時期ならではの淡い緑に覆われて、穏やかな雰囲気が広がってゆく。
絶好調の天気に、きらめきも最高。


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ここは、水流潜りで巻くのが有名だが、我々は濡れるのを避けて少し戻った右岸から巻き上がる。
途中ルートをミスったりしたが、壁沿いを自然に降りて行くとV字状の滝。

聳立する右岸壁が圧巻、その遙か下で美しく流れ落ちる。


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ウシウシと登って上へ。


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昨日に続いて谷間を彩るのはコザクラ。


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また違う感じのコザクラ。


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V字滝の左岸巻きは、見えているいかにもなところではなく、少し回り込めば簡単に巻くことができる。

虹を架けて最後の滝。


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戸倉谷もまた春色に満たされていた。
名のある滝は一つも無いが、そのどれもが珠玉の滝達。
何より、短いながらも深く刻み込まれた戸倉のゴルジュは、経験するに値する素晴らしさ。
しかしながら、多くの滝メグラーが、ここを相手にしないのが残念に思う…

あっきーさん、おでんさん、がぶんたきさん、はんぺんさん、WATAさん、どうもありがとうございました。

 

撮影機材

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

RICOH WG-4 GPS

 

撮影機材データ

撮影機材データ