2010年5月30日
大峰
包まれて・・・
久しぶりに嫁さんと大峰へ、前鬼から辿るトレイルは、新緑全開で迎えてくれた。
前鬼から住居跡を越えると直ぐに素晴らしい森、緑の美しさは、言葉ではとても表現できない。
久しぶりの山行に嫁さんはかなり苦しそう。
休憩時に虫を食いそうな植物を見つけた。なんだろうか。
どこまでも続く緑、緑、緑。
傾斜が増してくるが、よく整備された木の階段が続いている。
「目標、二つ岩」と唱えて、なんとか到着。
二つ岩は、三十三靡。
特徴的な自然の造形。
一歩一歩進んで太古ノ辻。
上空はガスって冴えないが、風が気持ちよく、落ち着く空間。
ここでも緑が美しく、咲き出したシロヤシオとピンクの化粧をほどこした大日が見える。
アカヤシオが癒してくれる。
森が本当に素晴らしい。
大休憩の後、疲れた嫁さんのけつを叩き、今日の最終ポイントを深仙宿として出発。
雲が被さり幻想的。
アカヤシオ街道が続く。
深仙宿へ降りていく。釈迦方面は雲の中。
お釈迦様に会うのはあきらめていたが、涼しい稜線をゆっくりと歩いたのがよかったのか、嫁さんの元気が復活。
登りつめるとびっくり、西側は晴れていて素晴らしい青空が見える。
弥山への稜線には、厚い雲。
お釈迦様の背後の雲がめまぐるしく変化して何ともドラマティック。
素晴らしい展望と無事登頂できたことに感謝。
深仙宿に戻るとガスで真っ白。
雨が降り出し、幻想感の増す森をかみしめるように下山した。
シロヤシオの蕾は、まだ固かったが、今年はアカが迎えてくれた。アケボノツツジとヤシオの違いは、正直よく分からない。このあたりのは、全てアカヤシオなんだろうか。
大峰、水や気、香り等々を充満させ森が広がっていく。その深い懐に抱かれ、包まれるのが好きだ・・・
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-GF1
Panasonic G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
大峰。
まだ登った事がありませんが、文章と写真を見ていると登りたくなる~。
でも登山の醍醐味は何だろうか?
考えるよりも登って感じろって事でしょうね。
ayaGです。良い天候に恵まれたお二人の山行でしたね。
同じ緑でも初夏の緑は勢いがあってすがすがしく気持ちが良いですね。
デジタルの緑は、ベルビアに比べて印象よりも軽く鮮やかに、特にパナの画像はその傾向が強いように思えます。
4枚目の植物は、「コウライテンナンショウ」では…。
前鬼からのコースは秋枯れしか知らないので、新緑の
姿がとても新鮮です、久々の山行にこのコースは
厳しかったでしょうね
シロヤシオ、アカヤシオ、青空、そしてガスに煙る新緑
大峰の美味しいとこセット、たまりませんね
画像拝見してて垂涎ものでした。
リニューアルされた扉絵の滝・・・どっかで見たことあるような。♂?
瑠璃さん
大自然の中で過ごす感覚は、山も沢もそれほど変わりませんよ。
四季それぞれ魅力があって、冬なんてもうたまりません。
寒くなったら阿古滝氷瀑ラッセルツアーなんてどうでしょう。
ayaGさん
本当にすがすがしい緑でした。
今回は、新緑の生命観とその鮮やかな印象が強く、このような現像結果になりました。
おっしゃるようにパナ向きの絵かもですね。
「コウライテンナンショウ」、たしかに似ていますね。
虫を食べないまでも受粉のための虫の利用がちょっと恐ろしく、それが形にも表れているのでしょうか。
スロートレックさん
「美味しいとこセット」、さすが大峰ジャンキーのスロトレさん、うまいこといいますね。たしかに多くの要素を満喫できて良かったです。
久しぶりに山に入った嫁さんには、ちょっと厳しかったかもですが、それ以上に高い満足感に喜んでいると思います。
臆崖道さん
大当たり!
この滝、なかなか分からないと思うのですが、行ったことあれば分かりますよね。
上から見るのとは全然違う特徴のある姿で、よい滝でした。
前鬼から登ると結構距離がありますね。
でも私はこのコースが好きです。
宿坊から森に入るとスグにトチノキの巨木群があり
圧巻です。しかしヒルがあまりにも多く撮影する気には
なりません。(笑)
随分前に深仙宿で寝た時に不思議体験をしましたが
パンダさんはそういう経験はありませんか?
釈迦付近では多くの山仲間が皆、不思議体験しています。
釈迦には何かあるのかなぁ・・・
ヒロさん
不思議体験、昔からしてみたいと思っているのですが、どうもそういったことには縁がないようです。
今回、ヒルは全くいませんでした。
今シーズンは、まだ一匹たりとも見てないので、こっちのほうが不思議かもです。