2010年7月3日
御嶽山 南俣川
反省・・・
瑠璃さん企画の滝オフ会。
御嶽山中腹に懸かる四つの滝を目指し今回もコアなメンバー(B A Lさん、MATSUさん、あっきーさん、ちかりんさん、はんぺんさん、ユカさん、瑠璃さん)が集結した。
しかし、天候はあいにくの雨。以前にも同じ企画があり、全く同じ場所で全く同じようなガスに包まれた空を見上げていたらしい。代案も出されたが、百間滝の滝壺までならルートが整備されているので、とりあえず行ってみようとスタート。
そして、一時間程歩いて到着した展望台は、ガスに包まれて何も見えなかった・・・
展望台付近から瑠璃さん先導で百間滝の滝壺に降下していく。急なルートだが、ロープが張ってあり足場も整備されていて問題ないルート。
南俣川北又の川床に到着、ここから上流に少しで百間滝。
百間滝の登場。
流身が美しい。
細かく鋭角的な岩盤も特徴。
雨が降り続くがこれで終わるはずがない。装備を再点検して下流の雄蝶滝へ向かう。
藪をかき分け見えないルートに突入。
私は最後尾からついていく。
笹の茂った壁を回り込んでいく。
途中までなら降りられそうなポイントが現れるが、その先はスパッと切れ落ちていてとても無理そう。
弱点を求めて下流方向へどんどん進んでいく。
先導隊が何本もロープを張ってくれて、それに続いて際どいところを越えていく。
そして目の前には、変態トラバースと名づけられた最大の難所。
落ちたらズルズルと滑ってハングから飛び出してしまうだろう。
トラバース途中から見える雄蝶滝と岩峰が圧巻。
そして急斜面の懸垂下降の後、ようやくフリーで降りられる斜面に到達、川床まで後少し。
雨でレンズが曇って写真がフォギー。
雄蝶滝、その姿は百間滝よりも強い感じで見応えがある。
穏やかな流れから急に立ち上がるのがこの辺りの滝の特徴かも。
沢靴に履き替え、川を下って中又を越え南又に入ると大正滝。
優雅な流れが誠に美しい。
豊かな緑が紀伊の滝を想わせる。
最後に中又にある雌蝶滝を目指し力を合わせて川を戻っていく。
中又に入って傾斜を強めた先に雌蝶滝が落ちていた。
岩盤の大きな溝の中、激しく落ちる独特の姿。
この後、北又との出合を左へ戻るところを見逃し、どんどん下流方向へ降ってしまい皆さんには大変なご迷惑をかけてしまった。
丸一日雨に降られた過酷な滝旅。
もともと時間は押していたが、私のルートミスから最後はヘッドライトを点けて帰還した。ミスに気づいて必至に戻り、その後は本当にバテバテになってしまい、さらなるご迷惑をかけることに。もう反省以外の言葉はありません。
今回も皆さんの情熱と行動力には驚くばかりでした。また、皆さんのおかげで素晴らしい滝達に出会うことができ感謝、感謝です。どうもありがとうございました。
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-GH1LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.
Panasonic Lumix DMC-FT1
ご無事で何よりでした。
あの雨の中でのオフ、過酷という言葉以外に思いつきません(笑)。
やはりパンダさんが居てくださると安心感が違います。
また是非ご一緒しましょう♪
厳しい場所を重い荷物を背負って行かれてます。
滝が好きなんですね。
はんぺんさん
雨の中、本当に皆さんよくがんばりましたね。
また皆さんの力の結集が過酷な中での成功に導いたと思います。
私は、最後尾から確認しているつもりが、とんだことになってしまいました。
またご一緒できる機会を楽しみにしています。
りんご畑さん
私も好きなんですが、皆さんの情熱は凄いものがあって感心するばかりです。
そこに立った時の飛沫や風が何よりの喜びかもです。