2010年7月31日-8月1日
両白山地
歩荷とお花畑そしてブヨ・・・
お盆休みの計画があるが、最近テント山行してないし、どこかへボッカ訓練に行こうと前から行きたかった白山へ・・・
市ノ瀬ビジターセンターからバスに揺られ別当出合へ、冴えない天気の下、吊り橋を渡って10時40分ゆっくりとスタート。
砂防新道を行き中飯場あたりから不動滝が見える。
近付けばなかなかよいかもしれない。
石段や木道と整備された道が続いている。
甚之助避難小屋、ここも中飯場も豊富な水が出ていてありがたい。
南竜分岐から室堂センターではなく東の南竜ヶ馬場方面へ、ちらほらとお花が。
イブキトラノオ?
雨が降ってきてガスに覆われるが、一瞬見えたその先は、リゾートセンター?
雨に濡れたニッコウキスゲ
ヤマハハコ? これも蕾かな。
ガスガスです。
ミヤマシシウド?
ハクサンコザクラ
咲いてて良かった。
南竜ヶ馬場野営場は、平坦で整った設備がまるで下界のキャンプ場。
お花畑に囲まれた癒しの空間
コイワカガミ
朝になって少し天気が回復。
リゾートの朝
今日は絶好の天気になるのか。
白山へは何本もルートがあるが、名前に惹かれてエコーラインを選択。
ところが、またまたガスガス。
嫁さんは、ブユにやられたのか右目が腫れてちょっと苦しそうだが、何とか行けると言うので、がんばって登っていく。
ガスがはれてきた。
ガスの向こうに南竜のテン場が小さく見える。
シモツケソウ
チングルマ
イワイチョウ
広大なはずの弥陀ヶ原まで登ってきたが・・・
イワギキョウ
ハクサンフウロ
室堂センターもガスの中。
視界が悪いが、せっかくなので御前峰を目指す。
整備された公園のようなルート。
クルマユリ
御前峰、もちろん何も見えない。
ところが、体の周りをガスというより雲がシュワーと駆け抜けていったかと思うと突如青空が。
嫁さんは、ますます腫れてくる顔を帽子で隠して何かを探している。
雲の隙間から一瞬剣ヶ峰。
クロユリ
戻って五葉坂を降っていくと、往きに見えなかった弥陀ヶ原の広がりがよく見える。
しかし、また直ぐにガスが。
黒ボコ岩を越えて観光新道に入ると、今回のハイライトが待っていた。
どこまでも広がるお花畑に歓声を上げる。
マツムシソウ
冴えない天候も花を見るにはしっとりとした感じでなかなかよい。
観光新道のお花畑には本当に驚いた。
色とりどりの花の中を歩く感覚は、まさに夢のよう。
持っていったGF1と14-45mmは、あまり花に寄ることができず、ちょっとストレスになった。小さいのでザックに入れておけばなんてことはないが、ぶら下げたりウェストバッグに入れていると、これでも大きくで邪魔だ。
ブヨにやられた嫁さんの顔は、片眼が全くなくなるほど腫れ上がり、下山時には殆ど片眼歩行状態。そんな中、本当に頑張って歩いてくれた。
ブヨにはくれぐれもご用心を・・・
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-GF1
Panasonic G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
こんにちは
白山は滝も凄いけれど、高山植物は群を抜いていますね。
しかもどのお写真も、鮮やかさと可憐さを兼ね備えGJな感じに拝見しました。
やや、ガスですが、かえって光がやわらかめで個人的にはこちらの方が好きです。
ブヨの件、お大事に!
こんにちわ!
たくさんのお花が色鮮やかですね。
どれもちょうど咲き頃でとてもきれいです。
ブヨは、私の経験では
傷口が蚊よりも大きく、刺されて間もなく毒素を出してしまえば
腫れやかゆみは後を引きませんョ。
お大事に。
素晴らしい花の画像ですね、雨露に濡れたお花の
なんと可憐なこと。私も始めて歩いたときは、その花の
多さに驚いたものでした。
奥様はブヨたいへんでしたね、ウチのヨメさんも北ア
行く度にやられて、毎回腫れ方がひどくなって・・・
先日は、ついに目が開かなくなるほど重症で、医者に
連れてって検査すると、重度の(虫アレルギー)だと。
花粉などと同じで、今まで平気だった人でも、突然症状
が出るようです、キツめの薬3種類服用してました。
これからは、ネットを携帯します、パンダご夫妻も
ぜひ、ポッケにネットを。。。
天気はイマイチ良くなかったようですが、たくさんのお花を見れて最高じゃないですか!
それより奥様大丈夫ですか?我家もかあちゃんが狼平へ行った時にブヨに噛まれて凄く腫れてました。
あぁ~恐い恐い~。
その後、ハッカ油が虫よけに良いと聞いたので、自作虫よけスプレーを作って試しましたが、中々効果有りです?(と思います)
ふぇるめーるさん
ありがとうございます。
ブヨは、ある意味ヒルより恐いです。
ガスって時々雨の降る天気でしたが、たしかに鑑賞にも写真的にもよかったかもしれません。これは、滝の撮影時もよく感じますよね。
白山のお花には本当にびっくりでした。
nikkor14dさん
ありがとうございます。
帰ってから調べてみると、おっしゃるように毒素の吸い出しが大事とかで、あれ以来ポイズンリムーバーを携行するようになりました。
幸いにもまだ未使用ですが、できれば使いたくないもんです。
お花にはちょうどよい時期だったみたいで、地元の方もたくさん登られていました。体操服姿の小学生も元気で地域で愛されている山みたいです。
スロートレックさん
ありがとうございます。
ブヨであんなに腫れるとは、本当にびっくりでした。スロトレさんとこの奥様も同じようになってしまったようで、さぞかし心配されたでしょうね。
うちのよめさんは、花粉にも弱いですし、たしかに虫アレルギーで反応性が高いのかもです。
ネットは、早速用意しました。でもお盆の北アでは何故か虫の気配が少なくて出番がありませんでした。
花の多さと美しさは、アルプスあたりと較べても素晴らしいように感じました。
たかっさんさん
ありがとうございます。
たかっさんさんとこの奥様もやられてしまいましたか。女性はやっぱり虫には弱いのですかね。
ハッカ油は、効果があってクール感が気持ちよいですね。でも汗をかいてるところに大量にかけるのは注意が必要です。
モンベルで売ってたエッセンシャルオイルのやつもよい香りがして最近はよく使っています。
ブヨは恐いですが、嫁さんは白山が気に入ったようで、お花を見にまた行きたいと言っています。
うむむ~何か私たちと同じ日程パターンで、ガスの山に突入していた8月の予感。(最悪のパターンですな。こんなに晴れた8月もめずらしいのに)
同時期、我々は鳥海山で暴風と格闘していました。さすがに花の撮影どころではなかったですorz
美しい物は滝だけでは無いと痛感させる白山の写真の数々。
花々の多さは素晴らしいですね。
ayaGです。
いつもながらの素晴らしい写真群にため息が出ます。
白山、登っていればこれの何分の一かの景色が楽しめたのではーと、見入りました。
自分は、晴天も好きですが霧がかかっている時も幻想的で好きです。
見通しが利かないので、進むたびに次から次へと景色が現れるのであきません。
’06年7月に白山に登ろうと白山温泉永井旅館に午後10時到着。
翌日登山の予定でしたが、未明から「バケツをひっくり返した」なんてもんじゃない「風呂の底が抜けたような」豪雨となり、当然ゲート閉鎖で登山禁止の措置。
雨の中の兼六園散歩、世界遺産の五箇山、白川郷と観光し新潟港を出発すると天候は回復したのでした。
お花畑をつないでのコース取り、お花好きの奥様は堪能されたことでしょう。
ブヨ、南竜湿原でしょうか、それともエコーラインのお花畑でしょうか、大変つらかったのではないかとお察しします。
手足ではなく目のふちですと神経が集中していますので、心臓の鼓動と連動して痛んだことでしょう。
でも、また行きたいとのこと、良かったですね。
臆崖道さん
鳥海山、大変だったみたいですね。それでも執念で撮影されているのが凄いです。
白山は、風が弱かったので、結果的にはよかったかなあという感じです。
天気については、お互いにタイミングが悪かったですね。8月後半の天気がうらやましいかぎりです。
瑠璃さん
滝や沢はもちろんいいんですけど、普通の山であれば、もう少しお気軽に楽しめます。広い景観もゆっくりと時間が過ぎていくような感じがして癒されますよ。
ayaGさん
南竜に着いた時には、もう腫れていたので、おそらく登りの砂防新道でやられていたのではないかと思います。これまでもブヨには悩まされていたので、気をつけていたつもりなんですけど。夏場はもっと厳重な対策が必要ですね。帰りには、首のリンパ腺のあたりまで腫れてきて辛かったようです。
ayaGさんの白山行きは、残念だったようですね。ちょっと遠いですけど、機会があればまた計画してみてください。私は、30年程前に旭岳に登りましたが、盛りは過ぎていたものの奇麗なお花畑が印象に残っています。