2011年4月29日
又口川 柳ノ谷、古川 滝谷、東ノ川 ツキ谷

紀伊半島滝オフ会 day1 大瀑を探せ・・・
今年もゴールデンウィークの滝オフ会は、紀伊半島。
はんぺんさんとMATSUさんが、遠いにもかかわらず初日から駆けつけてくれた。そして地元からもとなかさんと私が参戦。
道の駅で、もとなかさん号に全員が乗り込み、目指すは、柳ノ谷。
柳ノ谷沿いの林道の入り口には、いきなりゲートがあり、歩いてスタート。素晴らしい天候に気分も最高。
林道が終わって、ちょっと渡れない朽ちた吊り橋のところから谷に降りて遡行を開始。名だたる大瀑をかける台高だが、ここ柳ノ谷にもあまり知られていない70mの大滝があるという。
岩を越えたり巻いたりしながら谷をどんどん詰めていく。やがて傾斜が増すとともに勢いよく水を吹き出す滝に到着。なんとなく登れそうにも思えたけど、先がゴルジュってたら困るので、左岸から巻き登って行く。
そして、大滝が登場。
三段に腰を折った滝が、光を受けて輝き飛び散り滑っていく。素晴らしい出会いに感謝。
帰りに、途中に見つけていた下流の滝に寄ってみた。
小さいながら美しい水を湛えた釜を持つ美瀑でなかなかいい滝。
車に戻ると、「ツキ谷の千尋滝に行きたい」と誰かがポツリとつぶやく。
もとなかさん、今日帰らなあかんはずやけど、「かくれ滝までやったらいいですよ」と話がまとまり、車は、逆方向の奈良方面へ。
かくれ滝に着くと、水量があって立派な姿。
ところでかくれ滝、よくゴミキ谷にかかっているとされているけど、沢屋さんの世界ではゴミキ谷は、一本東の谷でかくれ滝がかかるのは、滝谷とされている。しかも、滝名がかくれ滝ではなく、鹿ノ子滝ということになっていたりする。さてさてどうなんだろうか。
撮影が終わって車に乗り込むが、何故かまたまた西へ。かくれ滝の水量を見た滝屋の想いは、止まるはずもない。
千尋滝は、もちろん素晴らしい姿で迎えてくれた。飛沫を浴びてうろうろと滝を満喫。
この後、海山に戻っては、風呂が閉まってしまうと、着替えもないのに下北山村温泉、きなりの湯で汗を流し、ついでにめしを食ってから遠く紀北町まで戻った。
はんぺんさん、MATSUさん、もとなかさんありがとうございました。
翌日仕事のもとなかさん、運転もほんとうにありがとうございました。
つづく・・・
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-GH2
LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
Panasonic Lumix DMC-FT2
柳の谷、大滝は青空に似合って綺麗な滝ですね!
素晴らしいです。
パンダさん
お疲れ様でした。
三段になって落ちる非常に長い谷でどこかエキゾチックな感じがいたしました。
台高の奥地にはまだまだあまり知られていない大きな滝があるのですね。
ツキ谷の滝も水に濡れた緑と水流の筋目の重なりが大変美しく、思わず見とれてしまいます。
今年も、OFFなどでまたいろいろお世話になるかもしれませんが、宜しくお願いいたします。
銚子川・住古川はおろか、北山川水系の南部の沢と滝は、まだ全然行けていません。パンダさんの記事を山行に憧れは抱いていますが、あまりにもグレードが高そうで、なかなか手が出せない(アクセスもちょっと遠いこともあります)のが続いています。もうちょっと遡行・登攀の技量を上げないとダメですね。
関東の渡辺さん
昨年から柳ノ谷て呟いていたような気がしますが、ようやく行くことができました。
今年は、ご一緒できませんでしたが、念願達成されてなによりです。
ふぇるめーるさん
そうですね。ルートや到達難度は、分かりませんが、まだ見ぬ滝がたくさんあるようです。
こちらこそご一緒できる際は、よろしくお願いします。
臆崖道さん
アクセスが遠いので、なかなか足が向かないのもたしかなのですが、急峻な地形にかかる大瀑は、やはり見逃せないように思います。
グレードが高いところが多いですが、あの手この手を考えて(遡行なしで)なんとかといった感じです。
今回も素晴らしい滝じゃありませんか!
もちろんすべての写真が素敵ですが、特に下から4枚目と最下段が印象的で~す☆☆☆
すぎちゃんさん
ありがとうございます。
この日は、ちょうどいい感じの水量で、岩を伝う水がきれかったです。