2011年7月31日
本沢川 白倉又谷




碧緑・・・


PHOTO GALLERY

布引谷へ「思い出」を取り戻しに行きたいと言うもとなかさんを説得して、やって来たのは、白倉又。中部ゴルジュに落ちる二本の滝が、どうしても見たかったが、なんやかんやで単独では、躊躇してしまうところ。強いパートナーと共に期待に胸をふくらませて入渓した。

少し進むと、淵が渦巻く滝の前。どうするか、じゃまくさいから泳ぐか。



なんか暗いしで、冷たそう。泳ぎは避けて左へ廻ると、なるほどといった感じで登るルートが見える。高度感はあるが、難所はなく、簡単に越えた。

上は、水流が岩にぶつかって跳ね返り、荒々しさと美しい水の対比が見事。



次は、大きな釜を持つ美瀑。まだ暗い谷の中で、滝の流れだけが、やたらに明るく、撮影してもほとんど写真にならない。救えたのは、たった一枚。



しかししかし、滝と大きな釜、そこから溢れていく水を眺めていると、それは、もうすでに「絶美なる」という言葉が相応しい程の素晴らしさ。碧みがかった水の色に吸い込まれていきそうだ。何故か、この滝をどうやって越えたのか全く覚えてない。

さらに進むと、谷が明るくなってきて、前に見えるのは、期待の場所のよう。狭まった壁の間を流れる水が、これまたとびきりの美しさ。



左の岩を登ると、二本の滝を見ることができる絶景空間。高度感と深い釜に恐ろしさも感じるが、その美しい姿にしばし立ちすくんでしまう。



太陽が差し込み、また陰り、谷に光りが走って、その輝きと美しさも最高潮。









さあ、ここから先のゴルジュが大変なところ。とは言っても、手に負えそうにないので、左岸からスペシャルルートで巻いた。

谷に戻って、少しで湧き水帯。豊かな豊かな水が白倉又に流れていく。





ここから少しで、馬ノ鞍谷との出合にかかる滝。







この滝もこんなに大きく綺麗な壺を持っているとは、全く想像してなかったので、びっくり。左からは、同じ壺に馬ノ鞍谷が入ってくる。飛沫が舞い散り、清涼感抜群。





左岸から巻き登れば、大滝の登場。大滝前は、明るく開けた心地よい空間。その滝壺の色は、これまでとは違う美しく優しい緑。









近づくと、上段は見えないが、途中からジャンプしてカーテンのように降り注ぐ流身がとても美しい。









いつものようにゆっくりと過ごして、道を辿って下山した。

白倉又谷には、ほんとうに驚いた。その碧緑な豊かな水が流れていく様は、本当にありえないような世界。心打たれるとは、まさにこのことか。素晴らしき沢旅に感謝。

もとなかさん、どうもありがとうございました。



撮影機材

Panasonic Lumix DMC-GH2
LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

Panasonic Lumix DMC-FT2

8 コメント

  1. モト中

    くはぁ~。

    白倉又谷マジ絶美。

    とても綺麗なところでした。

    何度でも行きたいと思える素晴らしい景観。

    大釜の滝の写真、僕は一枚もまともに写ってなかったです。
    でも何度行ってもあの滝は難しいですよね。

    ありがとうございました。
    またよろしくお願いします。

  2. “すぎちゃん”

    素晴らしい色ですね!
    極上の美しさです。
    この沢も昨日今日と様相は一変しているのでしょう。
    静寂が戻るのはいつの日でしょうか?

  3. パンダ

    モト中さん

    ほんとに想像以上に綺麗なところで、また行きたいですね。

    大釜の滝は、やはり難しいかもです。
    思い切って滝の流れを飛ばしてしまえば、実際の感じに近づくでしょうけど・・・
    また行ったら、もう少し工夫してみます。
    ありがとうございました。

  4. パンダ

    すぎちゃんさん

    大変な状況になってしまいましたね。
    こんな奥深い沢の様相までは、とても想像すらつきません。
    こういった雨が、この地域に特徴的な素晴らしい沢の造形を作ってきたのでしょうが、今回ばかりは・・・

    現地の方々の生活が、一日も早く復旧するのを祈るばかりです。

  5. スロートレック

    徐々に判明してゆく台風の爪痕の深さ・・・
    パンダさんの美しい画像見てたら
    なんだか泣けてきました
    愛して止まない山域、だけど我々には何もできない
    悲しいです

  6. K2

    あらためてパンダさんの写真で見ると良いですね~ 
    私の20mm単焦点ではあの二本滝は同じ岩の上から撮っても
    全体を上手くフレーミングできず、やっぱり広角が欲しいとつくづく思いました。
    いろんなレビュー見てたらルミックス7-14mmよりも
    パンダさんのオリンパス 9-18mmのほうが良さげですね・・・価格的にも
    あの場所の暗さでも問題なしのようですね。

    あそこからは左岸ルートで一旦作業道に上がって再入渓が楽だったようですね。
    沸き滝も見れるし、帰宅してから知りました。

    大変な台風被害になってしまいましたね・・・大台は2,400mm降ってました。
    被災された皆様にはお見舞の言葉しかありません。
    とてつもない天災・人災に胸を痛める年となってしまいました。

  7. パンダ

    スロートレックさん

    今年は、ほんとうに悲しい出来事が続き心痛むばかりです。
    限りなく壮大であったり、美しかったり、そんな大自然にときめき、感銘し、感謝するわけですが、ひとたび牙をむけば、どうすることもできませんね。

    なにもできないかもですが、祈りましょう。

  8. パンダ

    K2さん

    まさかまさかの大変な被害になってしまい、ほんとうにお見舞いの言葉しかありませんね。

    パナの7-14mmは、性能的には、オリンパス9-18mmを相手にしないほど優れていると思います。
    ただ、7-14mmは、フィルターが使えないなど、ちょっと困ったレンズですので、使用を断念しています。
    9-18mmも一般的なレベルで言えば、大変すぐれた性能ですし、そのコンパクトさから付けっぱなしにしてもいいのではないかと思います。
    ただ、色収差が目立つ場合があり、RAW現像で色収差補正をすれば、問題ありませんが、カメラ内現像のJPEGでは、不満が出るかもしれません。
    もう少しすれば、広角ではありませんが、パナからさらにコンパクトなズームが出ますので、かなり期待しています。

    白倉又は、アドバイスをいただいたおかげで、スムースに進むことができました。
    どうもありがとうございました。

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