2011年12月31日
大峰山脈




また来たよ・・・


PHOTO GALLERY


何処に行こうか迷った2011年最後の日、大峰の積雪量もかなり増えているみたいで、うかうかしているとアクセスが厳しくなりそう。今ならまだ大丈夫だろうと向かったのは、またまた釈迦。

林道の雪は、思ったより少なく楽勝かと思ったが、途中から急に増えてきて、最後は底を擦りながらもなんとか着いたのは下の登山口。

斜面でずり下がったり、雪で埋まった木々を避けながら登って稜線に到着。やっぱりここの登りはしんどい。いい天気で空が大きく広がり気持ちがいい。



ここからは、今シーズン初のスノーシューの出番。進んでいくとガッツリではないが、霧氷が見えだし、上を向いてばかりで首が痛い。

風に飛ばされた霧氷が青空に舞い散るのが、なんとも儚く美しく、夢中でシャッターを切る。もとなかさんのEOSも吠えまくりだ。











ガスに覆われていた八経も見え隠れするようになってきて、天気はますます絶好調。碧く澄んだ空を下から見上げると、宇宙の彼方まで見えるような気がしてくる。





















千丈平にザックをデポして最後の登り、さすがに分厚い白に覆われた見事な森が広がる。











お釈迦様の冬化粧は、すっかり飛んでしまったようで、日差しを浴びて気持ちよさそう。弥山への稜線もクッキリと見え、空には何もなく大峰全域が快晴。





深く澄んだ青空の下、開放的な稜線を歩けて幸せな一日だった。ただ、霧氷の厚みが薄く、360度白に包まれるというあの感じではなかったのが、ちょっと不満。

もとなかさん、どうもありがとうございました。

ところで、RAW現像後は、sRGBで書き出しているが、こうすると特に青空の色の変化が顕著で困る。本当は、もっと空らしい青なのだが、マゼンタに転び、紫がかってしまう。

ProPhoto RGB、AdobeRGBで書き出せばいいのだが、ICCプロファイルに対応していないブラウザで見ると、これまたとんでもない色になってしまうので、消極的選択でsRGBしかない。対応ブラウザが、普通に一般的であればいいのだが・・・



撮影機材

Panasonic Lumix DMC-GX1
LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH/POWER O.I.S.

Canon PowerShot S95

8 コメント

  1. “すぎちゃん”

    最高の2011年山納めでしたね!
    ヘナチョコがトンネル西口から少し先で深夜に怯んだことをを思い出しました~笑
    澄んだ空気の中、八経へと続く稜線が素晴らしいです。

  2. もとなか

    いい天気で、最高の形で一年を締めくくれました。僕は首からカメラぶら下げて行ける雪山が好きです笑
    いつかテント泊も行きたいです。
    結局今シーズンは雪山テント泊はどうもムリみたいなので来シーズンは是非行きたいと思ってます。
    空の青さを写真で伝えるのもなかなか困難ですね。
    またよろしくお願いします。

  3. 臆崖道

    もとなかさん、すみません。18日に覚悟を決めて突っ込んだらよかったと反省しています。

    霧氷はつくづく十人十色だと思います。控えめなもの、迫力あるもの、長いもの、そして雨氷などなど・・・
    紀伊山地の冬はそれが魅力です。個人的には屋久島の霧氷も見てみたいですが。

  4. パンダ

    すぎちゃんさん

    はい、お天気に恵まれて最高の山納めになりました。
    ガスに隠れてた八経もスカッと見えて、ワクワクしたのを思い出します。

  5. パンダ

    もとなかさん

    たしかにゆったりと歩ける山はいいですね。
    釈迦も林道という核心部がなければ、もっともっと行くことができるのですが。
    テント泊、まだチャンスはあると思いますよ〜

  6. パンダ

    臆崖道さん

    やっぱり霧氷やエビの尻尾があっての紀伊の山ですね。
    そんな絶景をうまく見ることができたり失敗したり、計画段階からいろいろ悩むのもまた面白いところかと思います。

  7. がぶんたき

    うおー!!
    行きたいーーーーーーー!!!(>_<)!!!

  8. パンダ

    がぶんたきさん

    はい、行きましょう。
    シロヤシオの咲く頃も綺麗ですよ。

コメントを送信