2012年9月2日
名倉谷川 中の谷
滝屋と沢屋・・・
またまた天気の悪い週末、予定していた沢に行くと、確実に雨になりそう。なんとか楽しめるところがないかと浮かんできたのが、中の川。
今回は、がぶんたきさん、敬語さん、まいさん、もとなかさん、嫁さんと私の6名が集まって、久しぶりの大所帯。
今にも雨が降りそうな冴えない天気の下、穏やかな流れに降りて遡行開始。
ちょっとした淵が現れて、さあどうするか。
ここを泳いで越えると吹っ切れて、その後はガンガンモード。
やがて、積み重なる大岩の向こうに三壺の滝が見えてきて、足早に滝前へと登っていく。
これが何故三壺なのかは分からないが、広がる流れが、やはり美しい。
右岸から巻き登って行くと、また違った滝姿を見ることができる。
巻き越えると、また穏やかな流れ。
大きな淵に何者かが橋を架けたように棒が見事に留まっている。増水時には、少なくともここまで水が増えたのだろう。
2009年には、単独で遡行したが、今日は大勢でワイワイと楽しい。悪場がなく、それなりに楽しめてしまうのもこの谷の良いところ。
そして、第一支流の大滝が奥に見える大きな淵を次々と気持ちよさそうに泳いで行く。泳ぐというよりプカプカと浮いているといった感じだ。
大滝前の広場でゆっくりと休憩しているとパラパラと雨が降ってくるが、まあこれくらいは仕方がない。
さあ行こうと左の本流を詰め上がって行く。それぞれジャケットを着込むが、私と嫁さんは半袖のまま。
いつの間にか雨も上がって、最後の大滝の前でまたまた大休憩。
同じように沢を遡行しても、滝屋と沢屋ではかなり違うと思う。いろいろと違うところはあるが、決定的に違うと感じるのは、滝の下で休憩するのが、滝屋の流儀。それに対して沢屋さんは、滝を越えてから休憩するのが、流儀のようだ。
そうこうしていると、シュワ〜と日が差してきて、滝が輝き、滝壺からは神秘の光りが放たれてくる。ほんの一瞬の出来事に大歓声。
左岸からヨイショヨイショと越えて落ち口を睨む。
滑り落ちていく水の放射は、いつ見ても、どの滝も格好いい。
最後は、珍しく沢屋さん風に落ち口で記念撮影。キンゴさんポーズで決めるはずが、約二名どうしたのかな。
仲間達と共に歩む沢登りほど楽しいものはない。今の私にとってかけがえのない時なのは間違いなく、なにより大切な宝物なのかもしれない。
がぶんたきさん、敬語さん、まいさん、もとなかさん、どうもありがとうございました。
撮影機材
Panasonic Lumix DMC-GH2
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
Panasonic Lumix DMC-FT2
Panasonic Lumix DMC-FT3
最近の僕らは沢屋とも滝屋ともつかない
特殊な領域にいる気がします。
僕らは滝前でくつろぐのは滝屋らしいですが
沢屋さんは泳ぐの大好き、滝屋は泳がない。
僕らは泳ぎ大好き。
沢屋さんは昼飯豪華。滝屋は質素。
僕らは昼飯も凝ってきつつある。
と沢屋さんと滝屋の狭間にいる存在の様に
感じます。
「悪場がない」とゆう文言には疑問を感じますが
良いところである事は間違いないです。
この日のにぎやかな滝行の記憶は今も鮮明です。
とても幸せな時間でした。ありがとうございます。
帰り道が大変だった事は書かないで大丈夫ですか?
あと次回予告が夫婦滝だったのは意外でした(笑)
またよろしくお願いします。
ここって下山道(仕事道?)がヒトクセあるって何かのホンで見たような気がするのですが、どんなもんでしょうか。
敬語さんはご存知ありませんが、また皆さんと会いたいなぁ・・・
最後にこれが出て来るとは思いもしませんでした^_^;
いつもいつも、ありがとうございます。
皆さんは、沢屋と滝屋のハイブリットなんでしょうかね。
私は、この時期は茸屋です(^^)♪
旬を楽しんでいます(^_-)
パンダさん、早くキノコを好きになってね(^_^)v
もとなかさん
いろんな意味でだんだんと欲張りになっているというか、なんやかんやと楽しむ要素が増えてますね。
帰り道の件は手抜きですし、次回予告も手抜きかもです。
臆崖道さん
はい、下山道は、三クセくらいあります。
抜けてる部分は、かなりデンジャーですし、寸断されているのか、よく分からなかったりです。この日も結構ウロウロしました。ただ、以前は下部も不明瞭だったように思いますが、そこは随分と整備されたように思いました。
またどこかへご一緒できればいいですね。
キンゴさん
こちらこそありがとうございます。
キンゴさんポーズのおかげで、楽しさ三倍増くらいですから。
キノコは大好きですよ〜
でも、椎茸とまいたけは、やっぱりあかんみたいです。